自己資金100万円がアパート3棟に育つ不動産投資 タネ銭を貯める習慣が投資の始まり

こんにちは、死ぬまでに1億円を貯めたいと思っているケチ子です。

目標はいつも大きくがモットー。だけど3棟目の建売アパートを購入することが決まり、ほぼ手持ちの貯金を全部吐き出すことになった。せっかく貯めたお金だけれど、その分アパートのローン返済額は減って、手残りが増えることになるから、まあ、いいかって感じ。また0からの出発。

ケチ子のアパート経営はレオパレス21から営業されたことに始まる。親から受け継いだ土地にアパートを建てませんかと言われ、話を聞いてみたが建物だけで約1億円。当時子供の教育資金がかなり家計を圧迫している時期。大学進学の学費も考えなくてはならない。いや~、無理だわ。

しかし、「建築資金1,200万円無利子でお貸しします。お支払いする家賃から5年間、月20万円返済いただきます。自己資金は300万円で建築できます。」「・・・(300万円って言われてもなあ)」

そう300万円が自己資金。だけど当時のケチ子にはその300万円さえポンと出せない。そこでケチ子のきょうだいに100万円ずつ借りることにした。(2年後に返済完了)ケチ子は100万円しか出せなかったんだよ。でもその時この100万円がなかったらアパートは建たなかった。

FIRE目指している人たちが給料の60%を高配当株に投資してるとか聞くと、「そんなの無理」って思う人が大半。だけど 「そんなの無理」 って最初から考える人は「目標がないから」なんだよ。お金を貯めるにも「目標」が必要だと思う。目標が決まれば「金額」が確定してくる。金額が確定すれば「いつまでに」という必要な時間が決まる。FIRE目指している人たちは大体1億円位を何歳までにという目標があるから、給料の40%で生活しようと努力し、通帳や証券口座の数字が増えていくことで「やる気」がでる。凄いよ、30代で数千万円の資産を持ってるんだよ。ケチ子は数千万円の借金(住宅ローン)だったな。

不動産投資のメリットは少ない自己資金でもローンという他人のお金を組み合わせて大きな投資ができること。「スルガ銀行のかぼちゃの馬車問題」以降、サラリーマン投資家への不動産融資はかなり厳しくなっている。最近だと年収1,000万円以上の人に限定している銀行もあるし、土地を持っていて建築費用にだけ融資する銀行もあるし、自己資金2割、3割は当たり前という銀行もある。結局銀行は長期にわたる貸付になるから焦げ付かないような物件(人)にしか貸さないってことだよ。だから株式投資のように今すぐ始めることは難しいけど、自己資金を貯めながら、物件を見る目を育て、ついでに簿記の勉強なんかもしておけばさらに良しって感じかな。そしていい物件に出会った時に即購入。もし資金が貯まってなかったら、それはベストな相手じゃなかったと諦める。ケチ子は不動産って出会いだと思ってる。タイミングが合ったときの相手が最高のパートナーなんだよ。

世の中には数十万の古戸建てをリフォームして貸し出し、年間50万円位稼ぐという無借金投資を何棟もやっている人もいる。不動産投資って必ずしも大きな借金が必要ってこともないんだよ。もし銀行が貸してくれるなら、そこは融資を受けて大きな事業でやれればリターンは大きいよ。

もちろん不動産投資のデメリットもあるよ。最初は満室家賃しか考えないけど、実際には空室になることもあるし、修繕も考えなくちゃならない。先日起きた八王子のアパート階段崩落事故のようなことがあれば、もうそのアパートは収益を得ることは難しいよ。だけどローンは待ってはくれないし、なくなることもないよ。その分どこかで稼いで支払わなくちゃならない。ローンの金額が大きい分、ダメージが大きいよね。

不動産投資をする、しないにかかわらず、手持ちの資金を増やしておくことが、それ以後の生活にいろいろなチャンスを与えてくれる。まだ明確な目標がなくても、まずは給料の1/10を貯金することだよ(バビロン大富豪の教え)

手持ち資金は全部吐き出しても、数年後には同じ位の額の貯金が貯まるはずと、取らぬ狸の皮算用をしているケチ子でした。貯まったら4棟目行くぞ!銀行貸すかな・・・

コメント