今頃土地がでてきた?ビックリの電話

こんにちは、大家の会に入会したケチ子です。

大家さんフェスタで今回「大家さんの会ひろば」というコーナーがあった。以前から大家の会に入ろうか、ちょっと迷ってたので当日、いくつかの会で話を聞いてきた。その中の一つがケチ子の求めていた活動内容だったので入会することにした。最近本気で事業拡大をしようと決めたケチ子。だけど新築しか買ったことないから、中古はどうやって探す?融資の受け方は?・・・いろいろ疑問が湧いてくる。だから経験者の話を聞きたいと思ったのよ。そこの会は2か月に1回セミナーを実施してるとのこと。今年はしっかり勉強して大家力を高めたいと思ってる。

先日、田舎の見知らぬ人から電話があった。その人の敷地の中に祖父の土地があるので買いたいとのこと。

父が亡くなった時に税理士さんに依頼して、全部手続きは終わってるはず。その中に祖父名義の土地もあり、その手続きなどが含め、かなりの額の支払いをした。だからまだ未相続の土地があるはずがないと思ったし、子供の頃からそんな土地があるなんて聞いたこともなかった。

しかしよく話を聞いてみると、その土地は登記上「墓地」。その電話の主が子供の頃から「ここは墓地だから」と言われていたけれど、ただの空き地だったそうだ。それでも墓地いうことで、草刈りなどきちんとして守ってきたそうだ。でも自分の年齢を考えて購入したいと。

ただし墓地は売買できないそうだ。しかし 個人墓地の場合は、地目を変更することで「墓地だった土地」を売却することは可能とのこと。だから地目変更をして売って欲しいというのが相手方の希望。ここで問題なのは地目変更をするためには、ケチ子がまずその土地を相続し、役所に墓地の廃止届をださなくちゃいけない。ということは遺産分割協議書を作って、きょうだいたちに納得して実印を貰わなくちゃいけないよね。祖父→父→母→ケチ子という相続登記ってどうやればいいの?いや、祖父→父→ケチ子でいいのか?一旦父の時の遺産分割も、母の時の遺産分割も終了してるんだから、その土地だけなのか、やり直しなのか?疑問だらけ。

以前相続登記を自分達でやってるので、基本的なことは分かっている。しかし内容が複雑すぎるので法務局の無料相談の予約を入れることにした。まず地元の法務局。ここは事情を説明したら2枠時間を空けてくれた。ただし予約が混んでて1か月以上先。そこで実際墓地の登記がある法務局にも電話してこちらも予約を入れた。こちらは3週間後。ただし1枠しか取れないルール。話が長引いたら、次回の予約をして退散。でも遠くてそんなにちょこちょこ行けないよ。だからこの3週間先の予約までに書類をあらかた作っておいて見てもらう。準備した書類が使えないこともあるから、そこで不備を指摘してもらう。次の地元の法務局ではほぼ完成形の書類を持って行く。ここは2枠の時間なので細かいところまでチェックしてもらえると思う。これで一旦登記のある法務局に書類を提出。相続登記が終わったら、市役所に墓地廃止届をだし、地目変更登記を行う予定。

いや~、考えただけでも頭がクラクラする。でもこれを司法書士などのプロに任せたらどれだけ費用がかかるか、そっちも冷や汗がでる。売って数百万円になるならそれもいいが、小さな個人墓地、そんな価値はない。だから自分で動く。

前回の相続登記の知識がこんなところで生きてくるとは・・・人生何が起こるか分からないと思ったケチ子でした。ケチ子は自分でできることは自分でという主義。登記のようにプロにお金で任せることもできるけど、自分でやったらその金額は自分で稼いだことと同じだもの。

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