こんにちは、また倹約気分が高まってきたケチ子です。
銀行って普通預金でも定期預金でも利子がほとんど変わらない。だから全部普通預金にいれておいた。だけど目の前に大きな数字が並んでいると、なんか気が大きくなって無駄遣いしてしまう。年金も入るようになったので、２か月分の生活費＋αの金額を残して定期預金にした（自分の目の前から隠したってこと）するとケチ子本来のケチケチ指数が上昇。自分のことながら単純すぎて笑う。
30歳で7,000万円貯めて、セミリタイヤした「三菱サラリーマン」さんのことを知り、「FIRE」という言葉が昨年当たりから若い人を中心にちょっとしたブームになっていることを知った。 三菱サラリーマンさんは、 大学を出て、一流の会社に入り、給料の8割を投資に回し、資産を築いたそうだ。そして30歳で会社を辞めて、現在は7,000万円の運用益と自分がやりたい仕事（農業とか、雪かきとか）の日当で暮らしているとのこと。給料の2割で生活（それも東京で）なんてちょっとマネできないけど、FIREの考え方は取り入れる価値があるんじゃないかな。
FIREって Financial （経済） Independence （自立） Retire （退職） Early （早期）の頭文字を合わせた言葉。要はお金をいっぱい貯めて、若いうちに仕事を辞めて、自由に暮らすってことらしい。そしてそのお金は自分が1か月いくらで生活できるかによって違ってくる。その25年分の金額があれば、配当などで生活費が捻出できるという計算。（持っている資産が減らない）だから月10万円の人は10×12×25＝3,000万円。月25万円の人は25×12×25＝7,500万円が必要。（実際は日本はインフレ率が小さいので17～20年分でも大丈夫らしい）また、好きな副業で稼ぐ「サイドFIRE」、週２，３日働く「バリスタFIRE」などがあり、これらはもっと貯める金額が小さくて済む。今の若い人は少ないお金でも、自由な時間があった方が幸せってことなんだね・・・
ケチ子たちシニアは65歳から年金がでる。下の図は老後資金不足2,000万円問題で話題となった総務省からでたもの。
夫婦二人の生活費のモデルケースだと、263,718円かかるのに年金は209,198円。54,520円の不足。年間654,240円の不足を30年補うと19,627,200円が必要。だから2,000万円って数字がでてきた。総務省の報告書には「 この毎月の赤字額は自身が保有する金融資産より補填することとなる 」って書いてあった。
FIREの考え方からすると、貯金を銀行に置いておくのではなく「金を生む木」にすることが大事。日本人、特にケチ子より上の年齢の人は、「投資は博打」「お金は銀行や郵便局に預けるのが1番」と思っている人が多い。だから上の図も持っている2,484万円をただ切り崩していくだけの図になってる。
ケチ子は60歳ですっぱり仕事を辞め、2年間は貯金の切り崩しで生活した。貯金は減ったけど、アパートの収益は残ったから貯金の総額が減ったわけではない。ある意味プチ FIRE だよね。
そこで50歳から準備する プチ FIRE（60歳リタイヤ）を考えてみた。65歳からの年金があるのでサイドFIREってことで計算してみた。
61～64歳までの5年間の生活費
25万円×12か月×5年＝1,500万円
65歳からの年金の不足分5万円を配当などで稼ぐのに必要な金額
5万円×12か月×20年＝1,200万円（ここは日本のインフレ率から20年とした）
2,700万円のうち1,000万円は退職金から充当。
月9万円、ボーナス1回につき31万円貯金すると年間170万円 10年で1,700万円が貯まる。
65歳には2,700万円→1,200万円の貯金となり、これを3.5％で運用できれば年間42万円の配当。月にすると35,000円となる。約1.5万円が不足するけれど、これは切り崩していく。30年で450万円（実際はこの分の運用が減るから、切り崩し額は増える）減るけれど、30年後まだ1,000万円近い金額が残っているよ。もちろん再雇用であと2年働くとか、65まで週2で働くとか、自由な時間も持ちつつ、稼げぐことをすれば65歳で残るお金は多くなるよね。
年金の額は人それぞれ。生活費もひとそれぞれ。だからこの考えに従って自分の必要な額を決めて10年かけて準備することが大事だよね。それから月25万円で暮らすっていう練習も必要だよ。家計簿を1年位つけてみると食費や光熱費がどれくらいかかるか、どこまで節約できるかって分かるよ。お金って25万円しかないと思ったらそれで暮らすよね。
節約ばかりだと、時々ぱあ～とお金を使いたくなるケチ子でした。でも引きこもりのケチ子にはバックも靴も洋服も必要ないんだよ・・・結局食べることに、そして太る・・・ハァ～
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