7万円の節電で4000万円の損失 28℃って快適じゃないよね?

こんにちは、毎日梅雨空が鬱陶しいケチ子です。

今年の天気はなんか変。5月の五月晴れもあまりなかったし、その後メチャクチャ暑い日が続き、気象庁が「梅雨明け」を宣言したら、また梅雨空に。暑すぎるのも困るけど、夏なら青空が広がって欲しいよ。ヨーロッパでは40℃とかになってるらしい。熱波で山火事が発生したり、アスファルトが融けたり大変だよ。まあ、また「地球温暖化が!!!」と環境活動家が大騒ぎするんだろうけどね。

ケチ子の家はエアコンの設定温度は27℃。28℃にするとだんなさんが「なんか暑くない?」ってすぐ聞いてくる。ケチ子はエアコンの真ん前が定位置。一方だんなさんはリビングの隣の部屋が定位置。ケチ子は直接エアコンの風が当たるので、長時間座っていると寒いんだよ。そこで温度を28℃に上げる。暫くするとちょっとジメっとしてくる。温度よりこの ジメっと 感が不快なんだよ。人間不快感があれば当然メンタルにも影響する。そしてその影響が思わぬ損失を招くと言う記事を見つけた。

現代ビジネス  「室温28度」のワナ…「7万円の光熱費」の節約で「4000万円の損」が出た意外なワケ

ケチ子が超貧乏だった30代の時、電気代の節約も頑張った。でもスイッチをこまめに消すくらいしかなかった。今は家電の進化が凄くて、冷蔵庫やエアコンを新機種に代えるだけで十分節電になるらしい。電気代だけのことなら東京電力よりエネオスでんきに契約を代えるとそれだけで節約になる。でも夫婦二人暮らしの節電なんてたかが知れている。

ところがこれが大きなビル1棟ならどうだろうか?記事によると姫路市役所では25℃の温度設定にしたら、28℃設定より7万円電気代が増えたそうだ。4000人の人が働き、多くの市民が訪れる市役所。1か月たった7万円しか電気代が増えなかった。驚くのはこれから。25℃にしたら仕事が捗って、残業時間が減ったそうだ。減った残業代をお金にすると4000万円。誰だってどっちがいいか分かるよね。1か月4000万円!

6月初め頃、 萩生田光一経済産業大臣は、「室内温度を28度にする、不要な照明は消していただくなど、できる限りの節電・省エネにご協力いただくとともに、需給逼迫時の節電対策体制の構築にご協力をお願いいたします」と話している。 その時は「熱中症になる!!!」とブーイングの嵐だったらしい。そこで 資源エネルギー庁 は「室内温度を28度になるようにお願いしています。設定温度が28度ではございません。たとえば、室温が35度など蒸し暑かったら、少し強めに冷房を設定して、温度計などをこまめにチェックいただき、室温28度を保つようにしていただければ。 それなら、心地よく、無理のない範囲で、かつ電力の節約にも貢献いただけると思っています」(同庁・省エネルギー課)とコメントを発表した。

昭和生まれのケチ子は、夏にエアコンがない生活は普通だった。田舎は結構涼しいんだよ。それでも8月頃は夏バテして食欲が落ちて、ちょっと痩せたりした。暑さというのは体力を消耗させる。もし真面目な日本人がみんな本気で28℃生活したら、その中の体力のない人は病気になるよ。このコロナで病院も大変な時に夏バテ病人が多数発生したら対応が追い付かなくなるよね。今は平時と違うんだから、馬鹿の一つ覚えみたいに「節電=28℃」という発想はやめた方がいいよ。

家が快適過ぎて外には出かけられないケチ子でした。テレビもなかった時代に生まれて、今はエアコン、ウォシュレット、パソコン、スマホ・・・世の中便利で快適になった。そして日用品や食料品が安く手に入る。(昔は100均もニトリもなかった)今の時代に生まれてきて本当に良かったよ。

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