年金不足 どうする? ケチ子が60才までに準備したこと②航空会社の上級会員

こんにちは、所用でだんなさんの故郷に行ってきたケチ子です。

だんなさんの故郷は和歌山。白浜温泉の近く。白浜には南紀白浜空港があり、JALが1日3往復飛ばしている。飛行機に乗る時は窓際がだんなさんの席。国内線の飛行機は高度の低い所を飛ぶので、陸地が良く見える。そしてだんなさんは地理が得意なので、窓から見える景色をいちいち解説してくれる。ケチ子も身を乗り出して窓の外を見る。そんな様子はCAさんにとって初めて飛行機に乗った老夫婦がはしゃいでいるように見えるらしい。だから普段は子供にしかあげない飛行機の絵はがきなど貰うこともしばしば。今回も富士山が見える場所に来たら「富士山があちらから見えますよ」とわざわざ教えてくれた。たまたま反対側の席が空いていたので、場所を移動して富士山を見ることができた。ラッキー! (ちょっと得した気分)

前回60才までに準備したことの1つ、ポイ活について書いた。ポイ活でポイントを貯めれば、それは貯金と同じ。あと意識したことは、同じお金を遣うなら、最大限のメリットを生かすということ。その1つが航空会社の上級会員になること。

ANAのSFC会員、JALのJGC会員になると、会員であり続けるかぎり、エコノミークラス予約であってもビジネスクラスの乗客と同じサービスが受けられる。

ビジネスクラス予約の乗客は、専用チェックインカウンターの利用、スーツケースにはプライオリティタグがつくので、預け荷物が早く出てくる。飛行機に乗るまではラウンジが利用できる。国内線は飲み物とお菓子ぐらいだけど、国際線ならサラダやサンドイッチ、ホットミールなど食べ物も充実してる。SFCやJGCになると、こういったサービスが受けられるのだ。

ANAもJALも仕組みは同じ。飛行機に乗るとマイルが貰える。それ以外にANAは「PP(プレミアムポイント)」   JALは「FOP(フライ オン ポイント)」というポイントが付く。それを1月~12月までの1年間に50,000ポイント貯めると申し込める。マイルはポイ活でも貯めることができるけど、PPやFOPは飛行機に乗って初めてポイントが付くので、ひたすら飛行機に乗る。これをSFC修行、JGC修行と呼ぶ。

ケチ子は最初SFC修行をした。羽田ー沖縄を8回、プレミアム席(国内線のビジネスクラスみたいなもの)で日帰りした。プレミアム席って人気があって、ちょっとボヤボヤしてると満席になってしまう。それだけじゃなく、料金も高い。当時往復で5~6万円。50,000ポイント貯めるのに50万円以上遣った。でもケチ子が修行してSFC会員になると、家族は家族会員として同じサービスを受けることができる。だからだんなさんもSFC会員になれる。そう考えると一人25万円、高くない。もちろん4人家族なら4人ともSFC会員になれる。ただし会員証はクレジットカードなので、カードが作れる年齢になっていないとダメ。

コロナでみんなが家に籠ってた時期、JALは「FOP2倍キャンペーン」というのを実施した。これなら50万円かかるところ25万円でJGCになれる。ケチ子は早速沖縄8往復を決行した。今回は2倍なので普通席。これでJGCになり、現在はSFCとJGCの2個持ちとなった。

SFCとJGCの会員証はクレジットカード。だから年会費がかかる。家族会員のだんなさんの分も含め、4枚の年会費を払っている。人によっては、修行費用や維持費にお金を遣うなら、それでビジネスクラス乗ったり、旅行の回数を増やした方がいいと考える。それぞれの価値観だから否定はしない。しかしチェックインするのに、長蛇の列に並んだり、荷物が出てくるのをずっと待ったりしないのはラク。搭乗口の硬い椅子に座って待つより、ラウンジでビールやワインを飲みながら待つ方がラク。SFCとJGCになって良かったと思ってる。

修行にはそれなりの費用がかかるので、やっぱりやるなら現役のときと思ってやったけど、退職して時間に余裕ができてからでも遅くはない。そうすれば安い時期や時間をねらって、総費用を押さえることもできる。

同じチケット代なら、優先チェックイン、プライオリティタグ、優先搭乗、ラウンジ利用などおまけがついてた方が楽しいよ。

そろそろヨーロッパ方面にも出かけてみたいけど、いろんなところが物騒で、やっぱり日本はいい国だなあと思ってるケチ子でした。国内にも行ったことないところがいっぱいあるので、またおと休パスで出かけたいな・・・

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