甲子園高校野球始まる 無観客でチケット代が入らない高野連 クラウドファンディングするも目標額1億円は遥か彼方

こんにちは、オリンピックの閉会式を観たケチ子です。

マスコミからの開催反対運動にも屈しないで、全日程が大きなトラブルもなく終わったオリンピック。日本選手の大活躍に「やっぱりやってよかったよね」って誰も思ってるんじゃないかな。コロナで大勢の演者を入れない計画だったのか、閉会式の演出は地味だったよね。ケチ子だったら、あそこにねぷたを4台ぐらい入れて、その後に阿波踊りかソーランの大集団を入れ、選手もいっしょに踊る(今回は東京音頭だったね)・・・そういえば運動会の最後って、なぜか○○音頭(地元の盆踊りで踊るヤツ)を全校で踊らされた。オリンピックも運動会か!

オリンピックが終わると、夏の風物詩高校野球が始まる。(台風で開会式が1日延びて明日開会)この高校野球は、朝日新聞社と高野連が主催している。例年なら甲子園に高校野球ファンが集まり、ほぼチケットは売り切れ状態になる。また、朝日新聞にも各企業から高校野球を応援する広告がバンバン入る。これらの収入が出場校の 交通費と一定の宿泊費として割り当てられるそうだ。

ところが今年は無観客開催となった。当然チケットの売り上げは0(関係者からチケット代を取るかは不明)朝日新聞もオリンピック開催反対をずっと主張してきたから、高校野球開催を反対しないのはダブスタではと批判され、広告収入が激減しているそうだ。

そんな中、高野連がクラウドファンディングでお金を集めようと考えた。 クラウドファンディングって、「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語で、「インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達する」こと。 目標額は1億円。 高野連は、今年甲子園に行って応援したいと思っているたくさんの高校野球ファンが参加してくれるだろうと思っていたと思う。だけど・・・結果はかなり厳しいよ。だって集まったお金は約500万円。目標額の5%しかない。

高野連も朝日新聞も世間知らずなのか?ケチ子もクラファンを利用したことがある。クラファンに参加する人は、その内容や商品を応援しようという気持ちだけど、無償の寄付じゃない。それなりのメリットを見るんだよ。ケチ子の場合、車に連結するテントを購入したけど、その場合、一般売り出し価格より15%安かった。カヌレ工場が火事で焼けてしまい、工場再建のクラファンでは、カヌレが金額に応じて届くし、30万円の寄付には、ドミニクさん直々のカヌレ教室の参加権がついていた。なんか特別感が必要なんだよ。工場再建のクラファンの目標額は1,500万円だったけど、2,200万円も集めることができ大成功だった。

ところが、高野連のクラファン、3,000円~50万円まで8段階に分かれているけどリターンは全て同じ。「A-portのページにお名前掲載」「感謝のお手紙」「寄付金受領証明書」これってなんの特別感もないよね。

同じサイトで陸上の兒玉芽生選手もクラファンやってるけど、こちらは目標額の247%を達成してる(目標額が30万円だけど)兒玉選手の場合、「直筆サイン入り色紙と感謝のお手紙」という1万円寄付の人数が多かった。

ケチ子だったら、3,000円、5,000円なら「感謝のお手紙」1万円なら参加校の名前が入っているクリアファイル、3万円ならタオル、5万円なら決勝戦にでた選手の集合写真 、10万円なら色紙・・・(ニーズが合ってるか分からないけど)クラファンに参加しなければ絶対手に入らないものを並べなければみんな参加しないと思うよ。

クラファンには参加しないけど、テレビで応援しようと思ってるケチ子でした。台風で初日からつまずいている甲子園。これで1日分の宿泊費がまた増えるよね。人の懐ながら心配だよ・・・

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