未登記物件 空き家取り壊し補助が出ない 結局放置?

こんにちは、ジェルネイルの道具一式を購入したケチ子です。

先日ジェルネイルデビューを果たした。それまでは普通のマニュキュアだったけれど、最近は爪にいろんな飾りや模様がつけられるジェルネイルが気になってた。それで思い切って予約をしたけれど、出来がイマイチ。ケチ子はもっとキラキラにしてほしかったのよ。それが・・・だったら自分でするわと用具一式セットを楽天で購入した。意外と安かったな。クーポンとポイントを使ってお支払いは4,000円。ジェルネイルって、サロンでとってもらう(オフっていうらしい)と1本150円、10本で1,500円もするそうだ。ジェルネイルは1回安くても8,000円、オフに1,500円。これでもつのは1か月。毎月爪に10,000円もかけてられないよ。それでなくても白髪染めとマツイクにけっこうかかってるだから。ケチ子は自分でできることにはお金はかけない。まずはオフから。ちゃんとできるかな~・・・

ケチ子が親から相続した土地に空き家がある。これは昔、土地を借りてた人が建てたもの。建てた人はすでに亡くなり、その子供(ケチ子より年上だけど)が相続した。しかしその子供も自分で家を購入して別の所に住んでいる。以前から空き屋のままでは困るので取り壊してほしいとケチ子は言っていた。しかし取り壊しの費用がかかるので現在の状況ですぐは難しいとのこと。それでずっと放置状態だった。

その空き家がある自治体では空き家の取り壊し費用の補助制度がある。連絡したら、役所で話を聞いてみると言って電話を切った。しかし・・・相談に行ったが補助は受けられないとのこと。理由は「補助を受けるための書類を揃える費用」の方が補助される費用のより多いから。補助を受けない方が得ということ。

補助の条件に「対象空家等の所有者又は相続人であること」が1番に書いてある。現空き家所有者は遺産相続の手続きをしていなかった。その上未登記物件。だから今から相続人であるための証明をするためには、親の代まで遡って現所有者以外に相続人がいないという証明、いれば相続の権利のある人全員から遺産分割協議書に実印を押してもらい相続人であることを認めてもらわなければならない。無価値の空き家に費用をかけてそんなことをする人はいない。そんなお金があれば解体費用に充てた方がいいに決まってる。正直、これだから空き家は減らないんだと思ったよ。昔は家を建てても登記しない人はいっぱいいた。無登記なんだから相続登記をすることもない。そして空き家だけが増えていく。だから相続登記の義務化ってなったんだろうね。

今回のことでケチ子が思ったことは、本当に危険な空き家を減らしたいなら、今回のような場合でも補助をすべきということ。実際に何十年もこの子供はこの家の固定資産税を払ってきた。だから市としては空き家の持ち主として認定しているんだと思う。(市のいう所有者って登記上の所有者って事なんだと思う)相続のゴタゴタに巻き込まれたくないというのも分かるが、それなら解体後の相続のもめごとには関与しませんと募集要項に書く。そして補助を受けた人から、「解体後の相続のもめごとにはすべて自分で解決します」と宣誓書でも提出させればいいと思った。せっかくいい補助制度があるのに残念。多分空き家の持ち主が1番がっかりだったと思うけどね。

解体費用って高いのよ。ケチ子も古屋付の土地を購入したばかり。解体と駐車場にする工事でまた数百万円の費用が必要となる。ケチ子が買った古屋付土地がある自治体は解体補助制度がないのよ。その上その解体費用って経費にならない。その土地を売る時に取得費用に含めるんだって。そうすることで売った時の儲けの圧縮になり、税金が少なくなるそうだ。経費にならないって、なんかモヤモヤするケチ子でした。駐車場って事業でしょ。事業のための解体費用なのに。なんか国から騙されてるような・・・税金取る時は素早いのに、税金が少なくなることには渋いよね。

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