老後資金不足2,000万円問題が解消 2020年総務省家計調査 不足分5万円はどこに消えた?

こんにちは、東京の感染者数が2,000人近いのにびっくりしているケチ子です。

外出も飲食も控えているのになんでこんなに感染者が増えるのか不思議。もしかして引きこもっているのはケチ子だけ?みんな普通に生活してるのかな?マスクも消毒も検温も当たり前なのに、こんなに感染者数が増えるってことは、やってることが的外れなんじゃないの?尾身さんや小池さんに説明してほしいよ。ケチ子の引きこもり生活って無駄なことかも・・・まあ、お金使わないからいいか。

年金だけでは老後資金が2,000万円不足するから、自分でお金を用意しておいてねって総務省が発表して大騒ぎになった「総務省家計調査」。その2020年版が発表になった。

下のグラフが大騒ぎとなった2017年版の家計調査。「⇔の貯蓄等で対応」部分が約5万円で年間60万円。老後30年が年金生活として60×30=1,800、四捨五入して約2,000万円が不足と大騒ぎとなったね。当時、衆院財務金融委員会で、95歳まで生きるには夫婦で2,000万円の蓄えが必要とした金融庁金融審議会の報告書をめぐって議論し、金融庁幹部が「世間に著しい誤解や不安を与えた」と謝罪したけど、マスコミが大騒ぎして、この謝罪もあまり話題にならなかったし、「2,000万円不足」ってことだけ一人歩きしてるよね。

今回発表されたのがこれ。今回はそれぞれの金額が%で表示され、いくらになるの分かりにくくしてある。ここに総務省というかお役人の意図を感じるよね。そして、 1,111円の黒字になってる。あの5万円の赤字はどこに行っちゃったんだろう?

2020年版は社会保障給付の金額が2017年と比較すると約3万円増えている。ケチ子もだんなさんも厚生年金部分の支給が開始されているけど、金額が増えた実感はない。どうも定額給付金の分が上乗せされているらしいけど、夫婦二人で20万円分を月に直すと1.6万円だから、それ以外の1.4万円はどこから出てるんだろう?

それに支出も微妙に減らしてるんだよ。食費はあまり変わらないけど、「交通・通信費」や「娯楽費」が減ってる。(コロナ禍で外出しない分減ってるってことかもしれないけど)まあ、何回も書いてきたけど、交通通信費に月5万円も赤字を出している家庭で27,576円も使わないって。娯楽費も25,077円ってことは年間30万円。まず節約するならここでしょ。月の赤字5万円、30年で1,800万円不足ということを出したいために数字をいじってるとしか思えないよ。そして、今回は選挙も近いし、コロナで生活が困っている人も多いし、ということで世の中に不安を与えない結果に作ったとケチ子は見ているよ。

ケチ子夫婦は、それなりに貯金もあるし、不動産収入もあるから老後の心配はしていない。でもそこまでには定年まで働き、不動産収入を得るために数億円のローンも背負ってる。 もちろんみんな努力やリスクの背負い方は違っても 、何も努力なしに年金で暮らしていけるなんてお気楽に考えてはいない。だからこんな数字のマジックみたいなやり方で不安を煽るのはやめてほしい。マスコミも年金破綻を煽る前に正しい情報を提供してほしいよ。

健康寿命の平均が男性72才、女性75才って知ってた?ハワイに行けるのもあと10年と思うと、ちょぴり寂しい気持ちになったケチ子でした。お金をバンバン使えるのも10年ってことでしょ?平均寿命より12年も短いってショックだよ・・・

 

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