50代の41％が貯金ゼロ、貯蓄額中央値は30万円　老後資金2,000万円とのギャップがあり過ぎ

こんにちは、ヤオコー大好きケチ子です。

ケチ子はふだんからマルエツとヤオコーを利用してる。品揃えにそれぞれ強みがあるらしく、その日の購入品に合わせ使い分けしてる。なかでもヤオコーの20％引きは見逃せない。米や味噌などひと月に使う量を考えてまとめ買いしてる。特にお気に入りはチーズとワイン、これだけでも結構な節約になっていると思う。節約といいながらワインは普段買わない値段のもの買っちゃうんだけどね。

マネーポストの 2021年10月11日 7:00 女性セブン からの引用記事がランキング1位になっていた。記事の題名は「50代の41％が貯金ゼロ、貯蓄額中央値は30万円　老後を生き抜くにはどうする？」結構ショッキングな数字。だけどちょっと待ってほしい。ケチ子はこの資料に基になっている「家計の金融行動に関する世論調査」[単身世帯調査] (２０２０年) を資料で見ている。こんなに少ない数字ではなかったはずと、もう一度資料を見てみた。

50代の平均は1,601万円、中央値は622万円となっている。

記事中の表

家計の金融行動に関する世論調査 ［単身世帯調査］（令和2年） に平均値と中央値に考え方の説明があり、そこでは全国の平均値と中央値は記事中の表と同じ平均653万円、中央値50万円という数字がでていた。 「家計の金融行動に関する世論調査」 の表は金融資産を持っている人だけの平均と中央値ということらしい。

2年前、老後資金2,000万円不足問題は大きな反響があり、（今年の金融庁の発表ではいつの間にか年金不足が解消されていることになっている）2,000万円とはいかなくても、蓄えをしておこうという気運が盛り上がったことは確か。下のモデルだと実収入が約25万円。これはだんなさんが厚生年金と国民年金、奥さんが国民年金のみの夫婦の場合だったと思う。だから単身者の場合18万円くらいだろうか。

記事では、生活を見直し「小さい生活」を提案してる。確かに年収が大きくても浪費すれば貯金はできない。果たして金融資産を持っていない人はみんな浪費家なんだろうか？むしろ非正規雇用などで収入が低く貯金まで手が回らなかったとしたら・・・老後はたいへんなことになる。

詳しくはこちら→50代の41％が貯金ゼロ、貯蓄額中央値は30万円　老後を生き抜くにはどうする？

貯金は「生活費が余ったら」ではいつまでたってもできない。最初に貯金をしてしまい残りで生活をする。それでも丁度いい感じに貯金が貯まってきたころに、家電製品が壊れたなどの臨時の支出があり、また0からの出発でくじけそうになる。でもその貯金がなかったら買い替えできなかったし、買い替えのためにカードローンやリボ払いをしなくてはならなかったかもしれない。貯金があったから余計な利子を払わなくて済んだと思った方がいい。

ケチ子は30代の時、住宅ローンを組み、その返済が大変だった。できるだけムダな支出を削るためにまず家計簿をつけた（ノートにレシートを貼っただけの簡単なもの）当時はやはり食費が大きかったので、パンを自分で焼いた。子供のおやつもクッキーやケーキを自分で焼いた。外食はしない。カーテンはサイズが合わないものでも買って、自分でミシンをかけた・・・自分でできることはやって支出を減らした。共稼ぎだけれど一人分の稼ぎで暮らすようにし、一人分は貯金に回した。そのおかげで住宅ローンはかなり期間を短縮することができた。

貯金は最初は5,000円でもいいからやった方がいい。年間6万円。それも途中で臨時支出があれば3万円しか貯まらないかもしれない。それでもそこから次の1年間は月6,000円、年間72,000円。合計で102,000円。10万円は定期預金にし、ないものとする。3年目は月7,000円、年間84,000円・・・ボーナスがあればまた上乗せして年末に10万円を定期にする・・・こんなふうに貯金ぐせをつけることが大事。定期預金にしても利子はほとんどつかない。でも普通預金にあったら「ちょっとバック買おうかな」となるので自分の目の前から見えなくすることが大事。

日本人は貯金はするけれど、投資はしないと言われている。だけど投資は余程勉強してやらないとお金を減らすことになる。だから金融に関してあまり興味がなければ手を出さないのが無難と思っている。（実際株で大損してるから）その代わりポイントはしっかり貯めている。ほとんど現金払いはしない。節約記事では給料日に全部千円札にして、袋分けし、余分に使わないようにする方法が紹介されている。だけど現金払いはポイントがつかない。１％のポイントだって年間にしたら結構貯まるよ。楽天やヤフーを利用すれば、それが５％とかになるから金額も大きくなる。一つ言えることは手間を惜しんではお金は貯まらいということ。

1円1ポイントに厳しいケチ子だだけれど、だんなさんはポイントに全く興味なし。知らない間にマリオットヴォンボイが貯まっていた。今度はそのポイントを使ってホテルに無料で泊まろうと思ってるケチ子でした。