YouTubeが選挙制度を変える時代が来た ガーシー当選後はどうなる?

高校3年生の時のことを思い出したケチ子です。今回の選挙から18才以上が選挙権を持つようになった。だからまだ高校生でも、誕生日によっては選挙権が与えられる。選挙権だけじゃなく、今回の法律では18才から成人としての責任もでてくる。ケチ子が18才、高3のときなんか全然子供。政治や世の中のことなんか全然興味がなかったもの。目の前にある大学受験をどうするかで頭がいっぱいだった。だって高2の終わりの保護者面接でクラスでビリから3番目が判明。国立大学進学は絶望という状態だった(全然勉強してなかったからね)そこからケチ子にスイッチが入った。多分寝てる時と食べてる時以外は勉強した(自分ではそう思ってる)そして、誰もが予想してなかった国立大学現役合格。やればできる!そんなことを久しぶりに思い出したよ。

今回の参議院選挙。いろいろ時代の流れを感じた選挙だった。

ケチ子は以前からNHK党の党首立花さんのYouTubeをよく見ていた。この人が出てきて「NHKの内部の暴露」を始めたことで、今まで知らなかったNHKの闇みたいなものを知ることになり、そして「公共放送」という割には、公務員とは比べ物にならない高額な給料といろんな意味での特典付きということが世間に知れ渡った。

ケチ子が1番NHKに対し不信感を持ったのが、例の「レオパレス21の問題報道」。中立・公平をうたっているNHKは特定の企業の宣伝にならないよう、出演者が飲むペットボトルのお茶でさえ、名前が隠れるようにテープが貼ってあった。(今はNHKを全く見ないので、もうそんなことはやってないかも)それなのに、例の問題を特集した番組内で、何度も「レオパレス21」とナレーションが入っていた。当時、このことは世間からも驚かれた。詳しくはこちらの記事を読んでみて。

NHKにメッタ刺しされた「レオパレス」の恨み節

この記事の最後に、「 今回の件について改めてNHKに尋ねたところ、「番組は、NHKエンタープライズを通じて(株)日経映像に制作を委託したもので、放送で伝えた内容は事実と認識しています。個人や企業名を実名で紹介するかどうかは、取材で得られた情報、事案の社会的な影響の大きさなど、様々な要素を総合的に考慮して判断しています」という回答が返ってきた。」と書いてあったよ。全然中立・公平じゃない。もうそんな高尚な理念は捨ててしまっているってことだよ。今やお金儲けだけ。いかに受信料を値上げして、幅広く徴収することばかり考えている会社。もうNHKは取り潰して、新しい国のために働く放送局を作るべきとケチ子は思ってる。

まあ、ちょっと話がそれたが、この立花さんが党首をしているNHK党から「ガーシー」が立候補した。彼は現在ドバイにいて、普通に考える選挙運動は全くしていない。その代わり、芸能界や財界の有名人のスキャンダルをYouTubeで暴露してた。最近は〇天の三〇谷さんの暴露話から、ツィッターをバンされたとか、週刊誌が乗ってこないのは圧力がかかっているからだとか話していた。

芸能人のスキャンダルと言えば、昔は「週刊誌ネタ」と言って、週刊誌が書くものだった。読むほうも「どこまで本当なのか」と半分ウソと割り切って読んでいたと思う。だけど、このNET社会になって、紙媒体はみんな読まなくなった。今は早いスピードでタダでネットの記事が読める。新聞の記事は、配達された時点で古い情報。その上値段も高い。テレビ局もスポンサーや芸能事務所との関係で、あちこちに忖度した記事しか流さない。そんなつまらないニュースみるより、いろんな事件を解説してるYouTubeの方が面白い。みんな好き勝手に言いたい放題。ガーシーのネタは、実体験からの話だから真実味もある。最初は面白半分だったけど、そこにいろんな有名人が絡むようになって、さらにガーシーの知名度が上がって、ついに国会議員になってしまった。

今回の選挙で、地元をランニングしながら支援者と握手する、そんな昔ながらの選挙運動をしていた立候補者がいる一方で、昔ながらの選挙運動を全くしないで(海外から選挙とは全く関係のない話をYouTubeで流し続けるだけ)当選できる前例を作ってしまったガーシー(立花さんの戦略がスゴイのかも)時代は確実に変化してると実感した。

自民党を応援しているケチ子でした。でもさ、岸田さんじゃ日本を守れるのかちょっと不安。この選挙結果に安心して、また何もしない姿勢を貫くのか?中国やロシアの圧力に負けない国を作って欲しいよ。

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