Withコロナ ワクチンパスポートで経済を回すことに視点を移したフランス 日本人が旅行するときはどうすればいい?

こんにちは、緊急事態宣言延長ニュースにガッカリしているケチ子です。

9月12日に緊急事態宣言が解除されるのではないかと、毎日感染者数の発表を気にしてる。東京はピークを越えた感じだけど、日本全国で見るとまだまだって感じだね。でもさ、もうみんないい加減ウンザリなんじゃない。だから対策無視の野外フェスが堂々と行われていたり、有名人が家族旅行で沖縄行きました的な発言も堂々としたりしてる。ケチ子はやっぱり感染は怖いのでデパ地下も自粛中。

フランスでは1日の新規感染者は、8月29日が1.3万人、7日間平均は1.7万人。フランスの人口は日本の約半分の6500万人。だけど、レストランは普通に営業、酒類の提供も行われている。マスクもつけていない人も多いそうだ。フランスはワクチンパスポートに当たる「衛生パス」を導入し、経済を回している。この導入には国民から反発があり、7月から8月にかけて大きなデモが頻発した。

在フランス大使館のHPにも衛生パスの説明があったよ。それによると衛生パスなしでは、日常生活も難しい感じだね。逆にいうと衛生パスがあればほぼ普通に生活できるってことだよ。自粛なんて考えなくていい。観光客は当然衛生パスがなければ、移動も食事も観光もできない。

衛生パスは、 「ワクチン接種証明」「陰性証明」「治癒証明」のいずれかを含んだQRコード付きデジタル証明書または紙の証明書のこと。 国民なら問題ないけれど、外国人旅行者は自国の証明書が使えないという問題があった。そこは観光立国フランス。 外国のワクチン接種証明とフランスへの往復航空券など必要書類を当局指定のメールアドレスに送付すると、旅行者向けの衛生パスを当局がメールで交付するという措置が行われている。

外国人観光客の場合、出発地によってフランス入国の必要な手続きが違ってくる。日本は3段階の1番安全なグリーンとなっているため、 ワクチン接種済みの者は、新型コロナウイルス感染検査不要。ワクチン未接種の者は出発72時間前以内のPCR検査または抗原検査による陰性証明書が必要(12歳以上のみ、12歳未満は不要) で自主隔離なし。誓約書は必要となっている。ただし、「 日本国内で発行された海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書が認められます(フランス国内で運用されている衛生パスとしては使用できません)」て書いてあったよ。日本人は旅行者向け衛生パスを申請しなくちゃならないね。

じゃあ、未接種でPCR検査の陰性証明書で入国した人はどうするのか?

空港やパリ市内にはPCR検査をできる所がたくさんある。ルーブル美術館前の広場にも検査できるテントがたっている。そこで検査を受け陰性となれば、 「72時間以内の陰性証明」という枠ですぐに期限付き衛生パスを取得できる そうだ。費用は 場所によって違うけれど、抗原検査が30ユーロ(約3800円)位、PCR検査は50ユーロ(約6500円)位。 抗原検査 なら15~20分程度で判明するので、QRコード取得まで30分程度でできるようになっている。(スゴイ!)

詳しくはこちら→外国人旅行者向け衛生パス

緊急事態宣言延長ももうみんな聞き飽きたし、効果も薄い。だったら感染爆発を防ぎながら経済を回す方向で動いた方がみんな幸せになれる。いつの間には専門家会議の尾身会長が日本を動かしているようになってしまって、菅さんの立場なし。だったらもう専門家会議は解散して、新しい「経済を回すための医療者から提言」をする会議に作りかえればいいと思うんだけれど・・・

日本からフランスに行くのは、ハワイに行くよりハードルが低い(日本の接種証明書は認められないからPCR検査が必要)って意外だったなあ。それにPCR検査、フランスでは6,500円でできるのに、日本で30,000円ってどういうこと?日本のクリニック儲け過ぎ!(怒)

世界は観光再開に向けて動きは始めたなって思ったケチ子でした。ハワイも早く感染者激増が収まって、このQRコード形式を導入してほしいな。ケチ子のハワイ行きの1番のハードルはPCR検査の費用だからね。往復の検査、一人6万で夫婦で12万。1週間の滞在費と同じ・・・なんかもったいないって思うんだよな~

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