FIREブーム終了? より現実的な「FIRA60」がブームらしい

こんにちは、換気扇を交換したケチ子です。

以前から異音のしてたキッチンの換気扇。とうとう動かなくなったので交換した。値段は工事費込みで約20万円。換気扇って1番いいやつだと30万円もする。どこが違うのかっていうとお手入れの簡単さ。30万円の方は「自動洗浄で10年間ファンのお手入れ不要」だそうだ。ケチ子はさすがに30万円はだせないからその下のハイグレードタイプ。同じものでも楽天市場で見ると大分安い。悩んだ末近所のお店に依頼した。う~ん、やっぱり信頼にお金を払ったってことかな。このお店は何かあったらすぐ駆けつけてくれる。そういうお付き合いも大事でしょ。

ケチ子は60才を機に仕事を辞めて、その後は家で引きこもり生活を楽しんでいる。そんなケチ子のような生活を今はかっこよく「FIRA60」というらしい。

FIREとは、「 Financial Independence Retire Early」 の略で、経済的自由を手に入れ早期退職をすること。一時期ブームになったよね。大体1億円位の金融資産を貯めて、その配当を生活費に充て、働かないで生活するというもの。実際には遊んで暮らすというよりは、毎日好きでもない仕事に縛られ、時間を吸い取られると感じる人がそれから自分を解放するって感じかな。たしか FIRE ブームの先駆けとなったアメリカ人は、好きな旅行を楽しんでるって書いてあったけど、1億円位の資産じゃそこまで自由には暮らせないよ。だってうまくいって5%の運用益があったとしても年間500万円。そこから税金だの年金だの引いたら、手残りは300~400万円。これで家賃を払ったり、住宅ローンを払ったら純粋な生活費ってカツカツだよね。

FIRE生活に区切りを付けて再度就職すると宣言した人物のツイートがバズり、トレンド入りした「FIRE卒業」というワード。ただの再就職じゃんと批判的な意見も多かったようだ。だけど、憧れてたFIRE生活 をやってみて気が済んだのかもしれなし、カツカツの生活がヤダってなったかも。 興味や関心が変わることもあるよね。

そこで次のトレンドは「FIRA60」。 「FIRA60」 は「Financial Independence, Retire Around 60(経済的自立と60歳前後の退職)」 の略。 提唱者は榊原正幸氏。「 59歳と9ヵ月の時点で、定年までの任期を9年残して青山学院大学を自主的に退職して悠々自適の隠居生活 に入ることができたので、そういった経験に基づいて、この「FIRA60」を日本人の正しいリタイアの仕方として提唱しています」だって。

ケチ子も定年退職を前に、いろんな働き方を提案された。給料は下がるけど、そのままのポジションで働くこともできたし、パートタイム的に好きな曜日や時間を選んで働くこともできた。でもケチ子は全て断った。厚生年金は63才から、国民年金は65才からの支給。生活費は貯金の切り崩しだけど、もう十分働いたと自分なりに自負もあった。そしてケチ子の1年前に退職しただんなさんと毎日家での生活を楽しんでいる。そして5年がたつが、好きな時に旅行をしたり、こうやってブログを書いたり、毎日が充実。退屈することはない。(貯金は大分減ってしまったけど)

今や65才まで働くのが当り前になりつつある。だから60才で仕事を辞めるのは贅沢になのか? 生活のために65才まで働く人もいるけど、別に家にいても退屈だしと働く人もいる。人それぞれ。 どっちのしても十分な資産を貯めておけば、気持ち的にゆとりが生まれるよね。そして資産がお金を産んでくれる仕組みを持つことは大事だと思う。ケチ子にとって毎月お家賃が入って来ることで安心感がある。これが貯金の切り崩しだけだと不安で使えなくなってしまう。せっかく時間のゆとりができたのに、旅行もしない、好きな服も買わないなんていう生活じゃあつまらないよね。

好きな時に旅行に行ける今の生活に大満足なケチ子でした。もっとお金があればいいけど、お家賃を全部使う訳にはいかないからね。できるだけ年金で生活しようとは思ってるけど難しいんだよなあ・・・

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