FIREじゃなくても生活防衛資金を貯めることから始めよう 生活防衛資金の貯め方のポイント

こんにちは、緊急事態宣言解除後、函館に行ってきたケチ子です。

函館は日中でも気温が3度とかで、真冬の寒さ。もちろん桜もまだ硬い蕾だったし、寒いせいか観光客も少なめだったね。今回はANAが毎年くれるアップグレードポイントをスカイコインに交換して航空券を買う足しにした。2年分8ポイント=8,000スカイコイン。8,000円を節約したことになる。久々の飛行機はやっぱりいいね!

生活防衛資金」って知ってる?失業やケガ、災害にあった時など、一時的に大きな出費があっても大丈夫なように貯めておくお金のこと。最低でも生活費の1か月分。普通は3か月分。1年分あれば安心と言われているよ。だけど生活費って家族構成や生活スタイルで変わって来るから、最低これだけあれば食べて、家賃(住宅ローン) 払って 、光熱費払っていける金額の1か月、3か月、1年分ってことらしい。でも、そんなこと家計簿つけてなくちゃ把握できないから、取り敢えず手取りの金額から考えればいいんだよ。

ケチ子のだんなさん、貯金というものをしたことがない。普通口座に給料が振り込まれ、必要なお金を引き出すの繰り返し。そしてそこにボーナスや立て替えてた旅費などが振り込まれ、だんだん貯まってくるので、結果お金は持っているけど、貯金したという意識はない。案外こんな人って多いと思うよ。だから、FIERを目指している人って、ほとんどが男の人で家計簿つけて、投資の収益計算して・・・よくやってると思う。(ちょっと奥さんの意見聞いてみたいけど)

そんな貯金なんて面倒という人も、もう「面倒」では済まされない時代になっている。ケチ子の若い頃が「終身雇用」が当たり前。転職なんてよっぽど会社でヘマをやらかした人って見られていたからね。でも今は会社もいつ倒産するか分からないし、時代のニーズにあった新しい会社がドンドンできていて自分を生かせる職場が見つかれば転職するよね。それに過労死するまで我慢して職場にいることもないから、そんな職場は自分からおさらばするでしょ。だから、そんな時に来月の家賃払えないから我慢するのではなく、生活防衛資金がればそれを使いながら転職できるんだよ。

生活防衛資金の貯め方1ー 目標を決める

最低1か月っていうけど、やっぱり3か月は必要だよ。独身でアパート暮らしなら、月15万(いいマンションに住んでいる人は家賃分多め)の3か月分で45万円。ケチ子は半端な数字が嫌いなので目標は50万円にするね。共働き夫婦なら100万円。子供がいる夫婦なら120万円くらいかな。もちろん給料が高く、普段の生活に一人で30万円も使っている人は、150万円とか目標を高く設定していいんだよ。だけど、目標が高すぎていつまでたっても目標に到達しないと、途中で挫折になるから気を付けて。

生活防衛資金の貯め方2ー 期間を決める

毎月5,000円ずつ積み立てても1年で6万円にしかならない。これでは意味がない。生活防衛資金は短期決戦の方がいい。例えばボーナス月が近いなら、そのボーナスは丸々貯金するとか、数か月は洋服や靴などの買い物を我慢して、ともかく目標額を貯めこむ。貯まったら次のボーナスは自由に使ってもいいと思えば1回ぐらいなら我慢できるよね。ボーナスで20万円、月10万円×3カ月で30万円。これなら3か月で貯まることになるよ。

生活防衛資金の貯め方3ー 方法を決める

銀行の通帳には、普通預金と定期預金と貯蓄預金のページがある。お給料は普通預金に振り込まれる。そこからお小遣いを引き出すときに、余分に10万円引き出し、そのまま貯蓄預金の方に預入すればOK。人間目の前に見えなければ使わないから。これなら定期積み金の手続きしなくても大丈夫。もちろん定期的に積み立てという手法もいいと思うよ。でもこっちはコツコツ貯めていくので、3年後に車を買うとかに向いていると思うよ。

生活防衛資金の貯め方4ー 生活資金の見直し

数か月我慢の生活で生活防衛資金が貯まるけど、 せっかくお金について意識しだしたなら、生活の無駄を見直すといいよね。その節約で生まれたお金を生活防衛資金に組み込めば貯まる時期も早まる。そしてその後は今度は投資に 回すことができる。投資っていうと難しいようだけど、積み立てNISAとか積み立て型の投資信託とか、数千円から始められるものもいっぱいあるよ。電力会社を変更して月5,000円電気代を浮かし、格安スマホで月5,000円を浮かせば、毎月1万円ずつ投資できる。これくらいなら値動きに一喜一憂することもないし、少しずつ勉強して買う銘柄も選べばいいと思うよ。

生活防衛資金の貯め方5ー どうしても途中で挫折しそうな人は

10万円、20万円と貯まってくると、なんか気が緩む人っているよね。そういう人はもう自分で引き出せないようにするしかない。例えば50万円貯まったら、別な銀行口座に入れて、その通帳は親に預けるとか。でもそういう人は、50万円くらいならすぐ親に借りられると考えている人。そして親も「返してよ」と言いながらすぐ出してくれるんだと思う。まあ、実はケチ子も超ビンボーな30代はまとまった貯金を持っていなかった。一人分の給料で暮らし、一人分の給料で住宅ローンを払い、ボーナスはほぼ貯金。数百万円貯まれば繰り上げ返済の繰り返し。それは何かあったら、一時的にお金を借りられると思う親がいたから。やっぱり心強かったなあ。

生活防衛資金を貯めるって、貯蓄の第一歩。今まで貯金なんてしたことないって人もぜひチャレンジしてほしい。そして貯め癖を身に付けてほしいよ。

毎日通帳アプリで残高をチェックしているケチ子でした。今日は年金とレオパレス21からのお家賃が入っていた。ちょっと残高が増えて嬉しい!

コメント

  1. のぶくん より:

    ケチ子さんお疲れ様です
    既にFIERっぽいのぶくんです
    COVID-19前までの5年ぐらいは年3回以上の海外旅行に参加していました

    「今回の目標を決める」には反対です!
    目標があると目標があるうちは結構頑張れます
    が、目標を達成すると……。
    あら不思議、そこで終了しちゃうかもです
    実際、のぶくんは仕事はここまでやる、ここがゴールだってやったら、退職後全く仕事はやる気が起こりません(使える貯金が減り気味ですわ)

    引き出せないようには大賛成です!
    急に100万円以上のお金が必要になるってのはほぼないですから
    で、お金に興味を持つっていうのは楽しく生きていくには大切ですよね
    トラブルの多くは(命とか障害とか回復不可能なもの以外など)はお金で解決できると思っています(95%程度は行けるかもしれません)

    また、勉強させてください

    • obachan より:

      のぶくん様、コメントありがとうございます。

      目標達成するとさらに高い目標を作る人と満足してしまう人に
      分かれるかもしれませんね。ケチ子は前者です。

      ケチ子も年2回のハワイはマストです。(ヒルトングランド
      バケーションズを購入してるので)
      早く海外旅行に出かけたいです。

      今後もケチ子の勝手なおしゃべりにお付き合いくださいね。

                           ケチ子

  2. のぶくん より:

    ケチ子さんコメントありがとうございます

    ケチ子さんは同じところに行きたい派でしょうか?
    のぶくんはあちこち行きたい派なので気に入ってもなかなか同じところに行きません
    なのでSFCではありますがホテル系の会員にはなっていません

    目標達成については
    人に依存するというより状況に依存する(n=1ですが)と思います
    結構頑張れたのですが、なぜか退職後の仕事はやる気が出ず全くしていません(株とかはできるんですけどね)
    今、とっても不思議です

    愚痴が入って申し訳ないですが、楽しく継続していただくと楽しめます!

    • obachan より:

      のぶくん様、コメントありがとうございます。

      ハワイは本当に気に入っていて、毎年楽しんでいます。
      ワイキキアンとアイランダーの滞在はほぼ自炊。日本での
      生活とあまり変わりません。それでも、あの青い空と海を見ながら
      ラナイで食事をしたり、ウォーキングに出かけたりと満足してます。

      2年前、1週間ほどイタリアを旅行したのですが、毎日防犯にピリピリ。
      イタリア人の人種差別もいやでしたし(言葉が分からない分、余計に
      感じますね)、すっかり疲れ果てて帰ってきました。
      それ以来、気持ちの休まるハワイが最高と、他に行く気が起きません。

      我が家は夫婦共、リタイヤ後は旅行やブログ、YouTubeの動画作りと
      楽しんでますよ。

      もう十分仕事はしたので、60代のうちにやりたいことを
      やろうと決めています。

      自分の人生ですから、悔いのない生き方でいいと思います。

                           ケチ子