70歳雇用へ企業に努力義務 楽しいシニアライフって夢?

はい、こんにちは。60才台の10年をいかに楽しく暮らすか、毎日考えているケチ子です。

15日の新聞に、ちょっと目を引く見出しを見つけたんだよね。

70歳雇用へ企業に努力義務 政府、起業支援など7項目 
政府は15日、希望する高齢者が70歳まで働けるようにするための高年齢者雇用安定法改正案の骨格を発表した。企業の選択肢として7項目を挙げた。70歳まで定年を延長するだけでなく、他企業への再就職の実現や起業支援も促す。企業は努力義務として取り組まなければならなくなる。

日本経済新聞

国は、年金の破綻を心配しているのか、労働力不足の解消を目指しているのか、毎年のようにシニア世代の就労についていろいろ出してきてる。でも、70才まで働く時代がくるとは、ケチ子は考えもしなかったよ。だって、ケチ子が若い頃は、55才くらいで仕事辞める人けっこういたもの。

ケチ子が60才になって、めでたく定年を迎えることになって、上司から再雇用の話があった。でも、全く同じ条件で働くのに、給料は60%になるってどういうこと?これで働く意欲って維持できるの?

ケチ子は、前にも書いたけど、アパートの家賃収入があるから年金支給までは、貯金の切り崩しなどでなんとかなるって自信があったから、再雇用は辞退した。

ケチ子が再雇用辞退にはもう一つの理由があった。ケチ子は、若い頃すごく記憶力がよかった。それが怪しくなってきたのが55才過ぎ。人の名前がとっさに出てこない、仕事の予定が頭から抜ける(自覚有ったから、仕事に支障がないよう、気を張ってた)など、仕事を続けることで職場に迷惑をかけるかもしれないという不安があったから。

「若年性認知症?」って心配して、脳ドックなんかも受診したけど、まあ、年を取るとみんなそれくらいになるとのことで、脳の異常はなかったよ。うちのだんなさんに言うと「大丈夫、大丈夫。ぼくも同じだから。」全然慰めにもならない返事。

それに、最近多いのが高齢者の運転ミスや突発的な病気による交通事故。80過ぎならわかるけど、60才台のバスの運転手さんやタクシーの運転手さんの事故もあったよね。人の命を奪いかねない交通事故は加害者も被害者も不幸だよね。本当に70才まで働いていいの?って思う。

ケチ子は、アパート経営のお陰で、今好きなことして生活できている。ちょっとした野望があり、実現に向けてがんばってるところ。この野望が実現できれば、さらに収入は増えると目論んでる

今頑張ってることは、仕事を続けていたらやれないことだから、退職までの数年間は準備をしたよ。貯金に関しては、50才になったときから、できるだけ余計なお金は使わず貯金し、住宅ローンも繰り上げ返済し早目に完済した。株などの投資の勉強もしたよ。ただ株は、全然面白いって思えなかった。それよりはポイントやマイルを貯めるほうが面白くて、これは今でも頑張ってる。

「家にいてもやることないから」「世の中から隔離されたくない」「働くことが生きがい」という人には、あれこれ言う筋合いではないけれど、何十年も働いてきたご褒美に60才台の10年間、好きなことをして暮らすという選択肢があっていいと思う。好きなことをして収入が得られればなお良し!

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