50代の貯蓄額平均は1,194万円 老後資金を貯めるのにやってはいけないこと

こんにちは、アパートの修繕のために毎月積み立てしているケチ子です。

今銀行に預金しても全然増えない。0.002%って100万円を1年預けて20円の利子。1990年代は6%位ついてた。郵便貯金の定額は10年預けると倍になるって言われてたよ。でも、ケチ子のように大きなローンを組むには、低利で今が有利なんだよ。

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(2019)」 によると50代の貯蓄平均は1,194万円。

だけど平均って一人でも大金持ちの人が調査対象にいると数字が跳ね上がるから、中央値(全員が並んだ時、真ん中の位置の人が持っている金額)の方が実感に近いとされている。それが600万円。ケチ子は共働きだったから、収入的には他所より多いと思うけど、それでも600万円は持ってなかったよ。バブル期に買った小さな建売の住宅ローンとその後に買った土地の二重ローン、そして子供の教育費と30~40代は右から左へという言葉がぴったりの経済状況だったよ。

みんなこんなにお金持ってるのか・・・平均以上持っている人は35.5%もいるんだ。一方、貯金がない50代は約20%。意外に多い。この年まで何してたんだよ、大丈夫なのかって他人事ながら心配になる。

老後資金2,000万円問題は数字のマジック的なところがあるから鵜呑みにはできないけれど、それでも貯蓄はないよりあった方がいいに決まってる。だから、老後資金はあまり貯まってない人は、50代の10年間が頑張りどころ。最近は銀行にお金を預けても全然増えないから、投資を勧められる。銀行だって定期預金は勧めないけど、投資信託や国債なんかはぐいぐい勧めてくるよ。だけど、お金を貯めなくちゃ、増やさなくちゃって焦っていると、そこに付け込まれるから気を付けないとね。

老後資金を貯めるのにやってはいけないこと1ー ワンルームマンション投資

1番ダメなのはワンルームマンション投資。実はケチ子はやろうと思って、セミナーの申し込みまでした。セミナーに申し込むと、その会社のパンフレットとCDが送られてきた。それから担当者から電話。資産とか、買う気とかチェックしてるような内容だった。ケチ子も収益のこととか質問したよ。だけど、毎月数万円の手出しがあることを聞いて「こりゃダメだ!」と思ったよ。「数万円の手出しは積み立てと同じです。30年後にマンションが残り、その後は毎月丸々家賃が手元に残り、年金に+家賃で安心です!」って言ってたよ。30年後ボロボロのマンションの修繕費の方が高いから。

老後資金を貯めるのにやってはいけないこと2ー 株とFX

株やFXはよく勉強している人はいいけれど、全くの素人は手を出さない方がいい。(もちろん貯金がいっぱいある人はいいけれど)もし株を買うなら、値上がり益を狙うんじゃなく、株主優待や配当金でちょっとお得感のある株を買うことだね。ケチ子はマルエツの株を持ってるけど、年2回3,000円分の割引き券が貰え、配当も1,000円位ある。それが10万円ぐらいだからお得。もし値下がりしたって数万円の損で済むよ。

老後資金を貯めるのにやってはいけないこと3ー 保険型貯蓄

ケチ子は銀行でこの商品を勧められて、なんとなく「保険」っていう意識が欠落してたんだよ。結局、10年間預けてほぼ増えずに終わり(外貨だてだったので、利子分は外貨の変動で吸収されてしまったらしい)。これをやるなら投資信託の方がいいと思ってる。短期間で結果が出るし少額でできる。値上がりも自分で調べられる。ケチ子は投資信託を証券会社ではなく銀行で買ってる。だから窓口に行った時に「そろそろいいタイミングですよ」って教えてもらって利益確定をしているよ。

50代になって退職金がどんどん減っていくことに危機感を感じ、減っていく分を貯めようって思ったのがケチ子の原点。結局不足分は貯まったけど、その分は2棟目のアパート建築費用の頭金に消えてしまった。でも、それがなかったら銀行融資が降りなかったと思うから、やっぱり貯めといてよかったと思ってる。退職金はそこには突っ込めないもの(これは死守)

節約、節約の30~40代を思い出すと、ちょっと悲しいケチ子でした。節約の話をさせたらだれにも負けないよ!

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