魅力度最下位の茨城県 観光地を巡る無料バス運行 お得過ぎるだろ!

こんにちは、茨城県出身のケチ子です。

茨城県の魅力は?って聞かれても返答に困る。海はあるけれど沖縄の海みたいに透明な青い海じゃない。山はあるけれど標高877m・・・みたいなこれといった特徴がない気がする。でも住んでいると暑すぎず寒すぎず、東京にもほどほどに近く、県の中央を走る常磐道を使えば県南から県北まで一気に移動できる。結構住みやすいと思う。でもこれって感覚的な問題で、よその県の人には分かりにくいよ。

そんな茨城県、県の魅力度ランキング最下位。これは汚名なのか?「魅力度最下位」って結構インパクトあるよね。じゃあ46位は?45位は?って興味持つ人は少ないから、そこより最下位の方が話題になる。ちなみに46位は佐賀県。確かに九州の中では影が薄いかも。 45位は埼玉県だよ。 東京のベットタウンで観光地ってどこ?って感じかな。

茨城県は県の魅力を発見してもらおうと、「ひたちのくにめぐりん号」という 3ヶ月限定試運転の完全無料の循環バス を運行する。

東京や千葉に住んでいる人はつくばまで行かなくちゃならないけど、そこからは完全無料で県内の観光地を巡ることができる。

ルートは水色の海浜公園便、ピンクの笠間便、緑色の茨城空港便となっている。それぞれが1時間おきに3本運行される。ただし観光客をターゲットにしてるので週末金土日と祝日のみ。12月24、25、26、31日と1月1、2日の運行はない。

ケチ子なら海浜公園便1号車につくば駅から乗車。今の時期なら最初フラワーパークで下車。1時間15分後の2号車(フラワーパークでゆっくりするなら3号車でもいいよね)に乗車し、那珂湊で下車。ここで海鮮丼やお寿司を食べて2号車に再び乗車。次は水戸駅で降りて水戸黄門の銅像前で記念写真を撮影。水戸のお土産を買って3号車に乗車して帰ってくる。知らなかったけど偕楽園って梅だけじゃなく、もみじ谷っていう所があって紅葉も有名なんだって。だから水戸駅じゃなく紅葉を見て帰ってくるってのも有りだよね。

あとの2ルートは水戸駅が起点なので電車で水戸駅まで行かなくちゃならない。1泊2日ならと思ってルート考えたけどちょっと使えない。だって戻れないんだよ。水戸駅を笠間便1号車に乗車。笠間の菊祭りを見る。多分1時間後の2号車に乗ってフラワーパークに行く。次に帰りのバスに乗れるのが5時間後。う~ん、フラワーパークで5時間も・・・それにフラワーパークって 笠間便 も茨城空港便も同じ時間に出発して同じ時間に水戸駅に戻るようになってる。これって無駄じゃない?だから笠間の菊祭りを見たら自力(電車)で水戸駅まで戻ってくる。戻ってきたら海浜公園便で那珂湊へ。そこでお昼を食べて水戸駅まで戻る。次の日はホテルでゆっくり朝食を食べて海浜公園号で海浜公園へ。そこで・・・あれれ???那珂湊と海浜公園、1時間20分もかかってる。ここって隣同士だよね。車なら15分くらいで行けるはず。水戸駅から電車とバスで40分で行ける海浜公園までバスで2時間もってどういう動き方するんだろう?これじゃ利用できないよね。また片道自力で動いて、帰りだけ利用するとか。

今回のルートと運行時間、きっといろいろ考えて作ったと思うけど、だれが作ったか責任者出てこ~い(昭和のネタ)HPにモデルコースのページがあるけどそこには記事なし。だってケチ子みたいに考えてみたら「あれ?観光できないじゃん」って気づいたはず。ルート考えたときにどんな利用ができるかまずはモデルコース作ってから時刻表じゃない?

茨城県は結構力を入れているらしくYouTuberのスーツさんにお願いして紹介動画を作っている。せっかく予算をかけてやる事業なんだから観光客がどう動くか考えてほしかったな。

笠間の菊祭りが見たかったケチ子でした。子供のころ菊人形を見に行ってなんか不気味だった。今ならその良さが分かると思う(多分)今年はコロナの影響で菊人形は中止なんだって。残念。

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