関空連絡橋飛び込み報道 アパートまで特定される関西テレビの報道ってどうなの?

こんにちは、今月から3棟目のお家賃が入るケチ子です。

勿論返済も始まるので、先日返済表が銀行から送られてきた。いつもよりなんか封筒が分厚いなあと思ったら、10年分だった。(今回は銀行が10年固定じゃないとダメって言ってきたからね)他の2つは3年固定を選んでる。この10年間は繰り上げ返済もできない。繰り上げするなら違約金を支払うそうだ。こんな年寄りはいつボケるか死んじゃうか分からないから早く返してもらうっていう発想はなさそうだ(あったらケチ子にお金なんか貸さないか・・・)

先日、母子の無理心中のニュースがあった。そして関空連絡橋から飛び込み自殺した女性が、 1998年に起きた「和歌山毒物カレー事件」の林眞須美死刑囚の長女だった ということで俄然注目を浴びた。その上、自殺をする前には自宅で16才の娘が全身にあざができている状態で死亡していたことから、その自宅もクローズアップされた。

ケチ子の世代だと 「和歌山毒物カレー事件」 って日本中が大騒ぎとなった事件で、もちろんワイドショーでも連日とりあげられてたね。(ケチ子は働いていたから、新聞記事で読んだよ)結局、自白もなく動機もなく、状況証拠だけで逮捕となり、現在は死刑が確定しているそうだ。そして、林死刑囚には4人の子供がいて、この自殺した女性が長子で、事件後は母親代わりに妹や弟の面倒を見ていたそうだ。(なんか可哀そうだよね、多分やりたいことも我慢して育ったと思うよ)

ケチ子が注目したのは誰が無理心中したのかではなく、関西テレビの報道の仕方なんだよ。最近は個人情報保護の立場からテレビや新聞の映像にもモザイクがかかったり、住所やアパートの名前などははっきり書かなかったりするよね。確か八王子のアパートの階段が崩れて入居者の方が亡くなったけど、アパートの名前は一切報道されなかったよ。ところが、多分テレビの報道だと思うんだけど、この映像からアパートの住所から名前まで特定し、ブログに書いている人がいたんだよ。

この写真の左上には見えにくいけど「カンテレ」と書いてある。報告と書いてあるから、多分ニュース番組の映像の一部だと思うんだよね。この映像だとアパートの全体が分かり、駐車場の入り口や外構も映っているから場所が特定しやすかったのかな。それともこのブログを書いた人は、ご近所さんですぐピンときたのかな。どっちにしても大家さんが気の毒だよ。今後入居者さんを募集してもなかなか埋まらないんじゃないかと心配してしまったよ。

アパートって建てる業者さんが同じなら同じような建物のデザインになる。もっと近くからなら全体像は分からないから特定しにくいと思うよ。共同通信が各新聞社に提供した写真はこんな感じ。一応配慮されている?

アパート経営って、多額の借金を背負う。入居者が入り、毎月家賃が入り、そこから銀行に返済する。残りで修繕費用に充てたり、管理会社への支払いに充てたりする。勿論固定資産税や所得税も払うよ。専業大家さんなら自分の生活費も賄う。大家にとって空室は直収入減小。それが空室だらけなら銀行に返済できないことになる。1棟しか持ってなかったらホント困るよね。多分事件のあった部屋はリフォームすると思うけど、かなりの費用が掛かると思うよ。それは保険で賄えるのかな?(ケチ子の保険には事故物件になったときのリフォーム費用特約がついてる)リフォームしても入居者が決まるという保証はないよ。それに風評被害も心配だね。

ついつい大家目線で考えてしまうケチ子でした。ネットってホント便利だけど、個人の特定までできてしまうから恐ろしい。ケチ子は特定されてもただのオババですけど・・・

コメント