銚子電鉄の企業努力が凄すぎる 侮れない副業の力

こんにちは、テレビが石破さん推しなのか理解できないケチ子です。

実はケチ子は以前石破ファンだった。防衛大臣をしていた頃は、強面の割にお茶目なところ、男子にありがちな防衛オタクってところが気に入っていたんだよ。しかし、今回のテレビの取り上げ方ってへんじゃない?歯医者に行ってるところなんてニュース価値があるの?そんなことより、政策についてもっと突っ込んでほしいよ。習近平の国賓としての話がなくなった時も反対してたよね。だから中国とどう付き合うか、トランプさんの中共潰しに石破さんはどうするつもりなのかなどなど、しっかりインタビューして流して欲しいよ。それがマスコミの仕事でしょ。なんだか、マスコミって自滅の道を歩んでいるとしか思えない。

はい、またお出かけしてきましたよ。今回選んだのは銚子。本当はまた大洗に行って、母ちゃんの店でシラス丼を食べるつもりだったけど、休業が9月いっぱいと延期されてたから諦めた。そこで代替案として銚子をチョイス。せっかく銚子までいくなら「銚子電鉄」に乗りたいと思い、行ってきたよ。

銚子電鉄って、銚子市内の6.4㎞の区間を運行してる。駅は10こ。地元の人の足って感じかな。この会社は、大正2年に地元有志によって銚子遊覧鉄道として開業。何度か潰れて、昭和23年から銚子電気鉄道として営業してる。しかし、当然のことだけど銚子の人口減少、観光客の減少などで経営は厳しいとのこと。そこで、切符の売り上げ以外のところで儲けようと、いろいろ努力してる。

1番有名なのが「銚子電鉄のぬれ煎餅

副業として始めたぬれ煎餅販売だったけど当初あまり売れなかった。諸事情から倒産の危機が迫ったある日、「ぬれ煎餅かってください。修理代が必要です。」ってホームページに書き込んだことから、多くの人から注文が入り、ぬれ煎餅が超有名になった。今は、犬吠駅でぬれ煎餅の手焼き体験(現在休止中)もあり、いろいろ工夫してるよね。

まずい棒

うまい棒のパクリってはっきり言ってるところがすごい。この「まずい」は味が不味いってことではなく、収入の7割はぬれ煎餅の売り上げ。補助金減少から、次の収入源を作らないと「まずい」ということでできた商品なんだって。

~石に願いを~「線路の石」

石の缶詰。本当に石が入っている。注意書きに「 石は人に向かって投げないでください。 」って書いてあったよ。この缶詰を作っているのがえちごトキめき鉄道※ってところも興味深い。

※新潟県上越市本社の第三セクター鉄道会社。この会社のオンラインショップの商品ラインナップも凄い。

ケチ子は、1区画往復切符で乗ってきたよ。この発想がすごいよね。

ここの社長さん、運転士さんもやってる。YouTubeも始めた。そしてクラウドファンディングで制作費を集め、「電車を止めるな」という映画も作ってしまった。凄すぎる!

たった6.4㎞の路線で、煎餅を売りながら電車を走らせるって、社長さんをはじめ社員さんの会社愛が凄すぎるよ。ちなみにぬれ煎餅も社員さんが開発したんだって。どこかの煎餅の会社にお願いして作ったものではないんだよ。いろいろアイデアを出し合って経営を続けている。

収入の約7割を煎餅の販売で賄っているなら、もう鉄道が副業なのかっていうレベル。でも、倒産の危機に直面した時、この副業があったからこそ営業を続けることができたんだね。ケチ子もアパート経営という副業を50才から始め、仕事を辞めるまでの10年間にいろいろと学ぶことがあったし、退職後の資金を貯めることもできた。リスクマネージメントの観点からも、収入の道を複数持っている事って強いよ。それに、ちょっと気持ちの余裕もできて、ケチ子のケチっぷりも若干タガが緩んでる。残り少ない人生の時間を楽しむには多少の支出は無駄遣いじゃないと思うようになってきた。

コメント