退職金の使い道 増やそうと思うから失敗する

こんにちは、毎日「楽待」で不動産の勉強をしているケチ子です。

「楽待」はYouTubeに不動産関係の動画をUPしている。その中でもケチ子が好きなのは「私の一棟目」シリーズ。年間家賃収入が憶単位の大家さんにインタビューする動画。そこにでてくる大家さんは、もう大家じゃないよ。経営者。みんな若い時から不動産投資に興味を持ち、本を何十冊も読んで勉強したそうだ。なぜかセミナーで勉強したって聞かないんだよね。ケチ子は今頃になって勉強してて、出遅れ感半端ない。やっと大家としての自覚も出て来たし、経営っていうことも意識し始めた。新しいことを始めるのに、遅いってことはないと思う。定年退職したからと言って、ぼんやり年金暮らしじゃつまらない。ケチ子の挑戦は続く・・・

もうすぐ3月も終わる。3月いっぱいで退職する人が大勢いて、多分こんな記事が出たんだと思う。

ヤフーニュース  定年後に「老後資金2000万円」を銀行に預けた結果、まさかの「50万円の損」が出た「意外なワケ

この記事には「前編」があり、50万円損失に至った経緯が書かれていた。簡単に言うと「定期預金年5%」と書かれたチラシを渡され、銀行で話を聞き、手数料とか為替のこととか理解せず投資信託を購入し、早期解約して50万円損したということ。

ケチ子の年代だと、「投資」=「ギャンブル」的な意識が強い。ケチ子の若い頃は、定期預金に預けておけばお金は増えていった。郵便局で定期に預けると10年で倍になった世代。だからリスクを背負って株とか買う必要がなかったし、みんな平等にお金を増やすことができたんだよ。

公務員とか教員とかは、まとまった退職金が貰え、厚生年金もある。たいてい共稼ぎだから退職金も年金も倍。特に老後資金を心配するようなこともない。だから何となく老後を迎えてしまう。しかし、実際年金生活が始まると、食べていくには年金で十分だけど、旅行や趣味、子供や孫に援助するほどの余裕はない。そこは貯金を切り崩すしかない。すると貯金の残高が減り続ける。そうなると不安が押し寄せる。

そんな時期に「定期預金5%」という目の玉飛び出るような数字・・・惹かれるよ。分かる。100万円預けて20円の銀行利子。5%なら5万円だもの。1000万円なら50万円。そう頭の中で計算したはず。(ここでこの記事のカラクリが分かるでしょ。この記事架空の記事だから。数字に合わせて設定してる。だけどこの記事読むのはムダじゃない)

結論としては、年よりは無駄なリスクを背負わず、地道に定期預金に預けてけておけってことでしょ。夫婦で教員なら、退職金と働いていた時に貯めておいたお金合わせて5000万円位の現金持ってるよね。年金以外年間100万円ずつ遣っていったら、遣い切るのに50年かかるんだよ。80過ぎたら、海外旅行に行ったり車買ったりすることもなく、年金だけで十分暮らしていけるんだよ。それなのにたった50万円増やそうとしたことで失敗しちゃったってことだね。

ケチ子の退職金はアパートに変身しちゃったから、現金はない。だけど毎月それなりの現金が入って来るので不安はないよ。最初のアパートの借金1億にあんなにビビッてたのに、今じゃ借金は大家の実力位に思ってる。

次の物件購入に向けて動き始めたケチ子でした。なんか春になるとウキウキしちゃって、物件買いたくなっちゃうんだよね・・・

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