相続後の空き家をどうする?壊さないのが得という法律がおかしいだろ

こんにちは、腰痛が治ったので久々にウォーキングに行ってきたケチ子です。

毎年ゴールデンウィークは、高速道路も混むし、観光地も混むし、出かけないのが1番と思って家で過ごしてる。ところが今年は、緊急事態宣言でみんな家で過ごしていて、家での楽しみ方の提案もいっぱいでてるね。その中で、ケチ子にダイレクトの届いたワードが「昼飲み」。魅力的なワード。出かけた時は、だいたいだんなさんが昼食を食べる時、ビールとか注文しちゃうから、ケチ子が我慢して車を運転。しかし、家で昼飲みなら帰る心配もない。という訳で、ウッドデッキに設置した廃材利用のテーブルに七輪をだして、ご飯食べながらビール飲んでるよ。サイコー!

ケチ子の親が死んだとき、家をどうするかきょうだいで話し合った。ケチ子達はみんな地元から離れているから、定期的に家を見回るのは無理。家も古いし、近所に迷惑になるから取り壊すことにした。ケチ子の実家は農家だから、母屋の他に農機具を入れるところや、米を保管する建物など大小5棟を一気に取り壊した。家を壊すのってめちゃくちゃお金がかかる。それでも、1棟ずつ時期をずらして壊すより、安く済むって話だったけど、まあ、それなりにお金を支払ったよ。(通帳残高が一気に降下)

さて、次の年4月、固定資産税のお知らせが実家のある役所からケチ子の元に届いた。そして、その金額がめちゃくちゃ高額で目の玉が飛び出くらいびっくりした!何かの間違いじゃないかと思った。前の年の通知書を確認すると、何倍にもなってる!おかしいでしょ。(ケチ子は固定資産税のルールを全く知らなかった)

早速役所に電話したよ。「あの~、固定資産税のお知らせいただいたんですけど、去年と金額が全然違ってますけど、間違っていませんか?」

「○○の土地ですね。建物、取り壊しましたよね。それでその金額です。建物があればだいたい3割の金額ですが、更地は10割なので・・・」

ケチ子は頭がクラっときたよ。お金かけて、地元に迷惑を掛けないようにした結果、「3倍返し」・・・

そこで、ケチ子は「どうやったら税金安くできますか?」こんなこと聞くのはケチ子だけかもしれないけど、役所の人は「家を建てるのが1番だけど、何かに使うと5割になります、資材置き場とか、駐車場とか・・・」と親切に教えてくれたよ。そして、ケチ子はさらに来年の固定資産税が安くなるためにはいつまでに工事をすればいいかとか、まあ、細かいことまで教えてもらった。

固定資産税は、その年の1月1日の状態が課税対象になる。だから、年内に駐車場にして、役所の人が確認できる時間的余裕が必要らしい。

壊してお金、駐車場作ってお金・・・それにケチ子の地元、めちゃくちゃ過疎。空き地がゴロゴロ。だから駐車場作ってもお客さんはつかない。節税のためだけの工事だからね。

よくニュースで田舎の崩れそうな空き家が危険とか流れるけど、壊せないよ。3倍返しだもの。家を壊すお金も高すぎ。これは行政が補助すべきじゃない?最近、東京は壊すのに補助金が下りるんだって。空き家に放火でもされたら、周辺も焼けてしまうし、景観的にもよろしくないよね。いろいろ目に見えない経済的損失を考えたら、お金だして壊してもらった方がいいという判断らしいよ。これは、全国に広めるべきだと思うね。

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