年金支給繰り下げ75才で84%増額 時給1,100円食べて行ける?マンション管理人

こんにちは、もうすぐ65才のケチ子です。

ケチ子はずっと共働きだった。ケチ子が50代になったころから「勧奨退職」(辞めると退職金が上乗せされる)で辞める先輩がでてきた。理由を聞くと、子供の教育が終わり、だんなさんの給料だけで十分食べていけるし、体力的にも仕事がきついというようなことを言っていた。だけどケチ子は結婚が遅かったこともあって、50代は子供の教育がこれからっていうときで、やめられる人が羨ましかったよ。それにちょうどレオパレス21のアパートを建て、1億円の借金にビビッて「働いて早く借金を返そう」って思ってた。その時にはその借金の額が倍増するなんて思いもしなかったなあ。今は不動産は「借りてナンボ」の世界と思ってる(恐ろし~)

2022年4月から繰下げ受給を選べる年齢の上限 が70才から75才に引き上げられる。繰下げを選ぶと1か月0.7%の上乗せとなる。だから75才だと10年分120か月×0.7=0.84 84%の上乗せとなる。上乗せは1か月単位で選択できる。国民年金しかない人は月約65,000円なので、これが119,600円となる。夫婦なら倍の239,200円。なんとか食べていける金額だよね。

だけど75才まではどうする?年金を貰わないで食べていくには働くしかない。ケチ子も定年間近の頃、ちょっと調べたら「清掃員」とか「交通整理」とかがでてきた。その中でケチ子の目を引いたのが「マンション管理人」仕事の内容は、マンションの共有部分の掃除、宅配物の受け取り、電話対応などが書いてあって、「へぇ~、ちょっとこれならできそう」とだんなさんに話した。すると「無理!」「なんで?」「文句言われたら黙って聞いてられないでしょ」(確かに)マンション管理人は、昔より大変になっているそうだ。それは住民の高齢化。みんな自分のことに精一杯だし、口うるさくもなる。管理人さんは自分たちの管理費で雇ってると思ってるから、態度も高圧的に。文句言われても「はい、はい」って聞いていなくちゃならないからストレスも溜まる。はぁ~、やっぱりケチ子にはムリだったわ。

ストレスの溜まる仕事でも高給なら我慢もできるけど、求人サイトで見かけた、「マンション管理人」の募集は時給は1,100円。週3~4日(シフト制)勤務時間は 9:00〜17:00(休憩60分) となっていた。8時間勤務、週4日で約14万円。ここから保険料とか税金とか引かれるとどれくらい?手取りはもっと少なくなるよね。確かに84%上乗せって聞くとちょっとグラッと来るけれど、現実は厳しいよ。それに本当に健康で75才まで働けるという保証はない。(働けないと判断して手続きすれば、その時点までの月数で上乗せ額が決まる)せっかく上乗せした金額を貰えるようになったと思ったら、もう神様からお呼び出しが来るかもしれない。年金受給から12年目が損益分岐点だそうだ。70才から受給なら42%増額で82才以上生きればお得。75才からなら84%増額で87才以上生きればお得。平均寿命以上生きればって・・・だれも寿命は分からないからなあ。

職業は「不動産賃貸業」と書くケチ子でした。確かに不動産からの収入は多いけど労働時間からすると「ブロガー」なんだけどなあ。

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