こんにちは、2月になると子供の大学進学の時のアパート探しを思い出すケチ子です。
もう10年近く前の話だけど、こどもの大学合格通知が届き、大喜びでネットでアパートを探した。大学の近くのアパートは手ごろな値段でロフト付きとか、いい物件が並んでた。そこで普通は内見に行くけど、なぜかすっかりアパートのことを忘れ、気が付けば3月。もうなかったよ、いい物件。「不動産は出会い」と思ってるケチ子、約1か月後ドンピシャな物件を探し当てた。そこに住むこどもは、かなり冷静に「入学式に間に合ってよかた・・・」そうだよね、4月だもの。
ちょっと面白い記事を見つけたので紹介するね。この東洋経済オンラインでは2017年には「奨学金の借金1100万円､早大生の貧困と苦悩」という記事を出している。
ケチ子はこどもの大学の学費と仕送りは、夫婦の稼ぎで賄い、奨学金や教育ローンは借りてない。当時子供が生まれると「学資保険」に入るのは普通だった。 まあ間抜けな話だけど、 なんとなく期間が長い方がいいだろうと22才満期とした。ところがママ友の話を聞くと「大学進学のための保険でしょ。18才満期じゃないとお金遣えないよ」「あっ、確かに」だから22才満期でお金が戻ってきても、結局そのまま別の保険に預け替えて増やしてる。（増えてるからいいか）
日本学生支援機構の「平成30年度 学生生活調査」によると、奨学金を受給している学生の割合は、大学（昼間部）で47.5％、短期大学（昼間部）で55.2％、大学院修士課程で48.0％、大学院博士課程で53.5％となっているそうだ。結構多いのでびっくりした。平均の借入総額は324.3万円 で 毎月の平均返済額は16,880円 だそうだ。大学卒業時に300万円以上の借金か・・・
日本の新卒の平均給与は約23万円だそうだ。そこから約2割は各種保険料とか税金とかで引かれるから手取りは約18万円となる。そこから奨学金を返済すると・・・約16万円。やっぱり厳しいよね。
ケチ子は「日本学生支援機構」のHPから利率を調べてみた。
ケチ子のアパートローンの利息と比較するとびっくりするほど利率が低い。不動産投資と比較してどうするって声が聞こえてきそうだけど、これって自己投資だよね。高卒と大卒では生涯賃金は約2,000万円の差がある。300万円借りて、2,000万円多く稼げたら借りた方が得という考え方もできる。
借金は一刻も早く返した方が払う利息が少なくてすむ。だからまとまった貯金ができたら繰り上げ返済が借金の王道。だけど奨学金を繰り上げ返済するくらいまとまった貯金があったら、NISAや投資信託を買うそうだ。なぜならそっちの方がリターンが大きいから。年利3～5％で運用できれば、0.2％の利子なんて全然平気なんだって。確かに・・・
一方銀行の教育ローンというのがある。ローンってついてるからこれは借金に間違いない。奨学金は借りた本人に返済義務があるが、教育ローンは親が借りて、親が返す仕組み。金利は銀行によって差があり、同じ銀行でも金利の幅がある。大体0.9％～2.9％が多かったな。この差はなにかっていうのは銀行のHPでは書いてなかった。いわゆる属性やその銀行とのお付き合いのレベルで変わって来るんだろうね。借り入れ350万円、金利1.9％借入期間10年で銀行の返済シュミレーションをしてみたら、返済額は月32,000円だった。う～ん微妙な金額。これなら借りても大丈夫かなって思うかも。
ケチ子的には、子供が大きくなるまでに必要な資金を積み立てておくべきだと思う。でもさ、私立大学の学費ってびっくりするほど高いよね。ケチ子は国立大学でケチ子より4つ年上のいとこは月1,000円、年間12,000円の学費だった。ケチ子は4年間で学費が爆上がりした時期の学生。確か最初36,000円だったのが、96,000円になり、卒業の頃は144,000円になった。今は50万円超えてるんだね。そこで驚いちゃいけない。ケチ子のこどものところは年間160万円だからね。だから国立文系のつもりで貯金してたら、私立の理系や芸術系に行きたいとなったら足りなくなるよ。もっと国が教育に対し予算をつけて、授業料を安くするべきなんじゃないかな。日本は少子化で子供がドンドン減ってる。子供は国の将来を背負ってる。その子供たちに税金を投入するのが先行投資と同じ。
教育ローンを組む必要がなくなれば、その分老後資金が貯まるよね。老後資金不足2,500万円問題はいつの間には消えちゃったけど、あれは国の本音。やっぱりそれくらいは用意しておけば安心なことは確か。
アパートローンの金利が奨学金の金利並だったらなあ・・・と無駄な妄想をしたケチ子でした。こんな年なのに20年、30年と長い期間貸してくれる銀行に感謝（ケチ子が生きてるっていう前提、始めからない？）
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