大家入門 青色申告するなら帳簿は必須

こんにちは。家計簿はつけていないケチ子です。

スーパーマーケットでもデパートでも、支払いをクレジットカードでしている。今はパソコンでログインすれば、クレジットカードをどこでいくら使ったか見ることができる。ケチ子は毎日のお買い物はマルエツでするけど、マルエツアプリを入れておくと、何を買ったかすべてアプリから見ることができる。これって、ケチ子の消費行動がマルエツに筒抜けだし、データが蓄積されているってことだよね?恐るべし、情報社会!Tポイント貰って喜んでいるけど、ケチ子の情報を売ってるようなもんだよ。それでも、ケチ子はTポイント10万ポイントGETを目指す!(現在67,874ポイント)

1.帳簿って何?

青色申告で65万円控除をうけるには、「総勘定元帳(略して元帳)」「仕訳帳」という帳簿を作る必要がある。これらの帳簿を確定申告の際に提出するわけではないけれど、7年間保存しておき、税務調査に入られた場合などに提示するものとなっている。だから、ケチ子は複式簿記という、家計簿みたいなものをつけて、年間いくらお金が入ってきて、どんなことにお金を使ったかを会計ソフトを使って記録している。

弥生HPより

毎月入ってきた家賃の合計から、事業をするために必要なお金、これには2種類あって、レオパレスに毎月支払う管理費のようにその年に出て行ったお金とアパートを建てた時に支払った建物の費用を20年に分けて、1/20ずつその年の支出と考える減価償却費のような費用を合わせて差し引き、残ったお金が収益となる。

複式簿記というと難しいようだけど、会計ソフトを使うと難しくない。ケチ子は「弥生」というのを使っている。このソフトに「普通預金」という項目があり、手元にある通帳に記載されているお金の出入りを入力する。経費という項目をクリックすると、さらに細かく「公租租税」「交際費」「修繕費」と分かれているので、項目ごとに日にちと何のお金が出ていったのか記録していく。こんなふうに項目ごとに入力すると、年間収入はいくら、項目ごとに支出はいくらと確定申告に必要な書類ができる。

2.領収書の管理

支出に関しては、必ずレシートや領収書を貰い、保管しておく。帳簿に〇月〇日交通費△△△円と書いてあってたら、何のことだか説明できるようにしておかなければならない。ケチ子は、領収書用のノートを作って、月ごとに領収証やレシートを貼っておく。電車で移動した場合は、領収証がないので、○○ー○○地下鉄△△円などと記録している。それに、帳簿の方は、まとめて記帳するので、レシートを貼っておけば記載漏れがない。

3.返済は経費?

アパートを建てる時は、銀行から融資を受けるので、当然返済しなければならない。銀行から返済計画書がくるので、それをみながら、元金と利子を分けて記帳する。利子は経費と認められる。

入ってくる家賃の額は大きいけど、出ていく返済の額も大きいから、手残りは少ない。生活費を家賃で賄ってないから、手残りは貯金になっていく。そして金利見直し時期に貯まったお金は繰り上げ返済して、将来のリスクを減らすようにしてる。ケチ子は3年固定金利だから、3年ごとの繰り上げ返済。この時期より前にお金を返そうとすると違約金がとられるとのこと。

4.青色申告会

ケチ子は地元の青色申告会に入会してる。帳簿の考え方や記帳の仕方は本を読んで勉強したけど、不動産賃貸と小売業の人では項目が違ってくる。会計ソフトの最初の事業所設定なんかも最初はチンプンカンプン。それを設定してくれて、基本的な入力方法を教えてくれたのが青色申告会の人。そして、毎年の青色申告の時に「記帳指導」をしてくれる。ケチ子は自分のパソコンと通帳、領収書のノート、質問をメモしたノートを持って青色宣告会の事務所に行く。そこで、パソコン画面から入力ミスがないかとか、項目の間違いがないかなどのチェックをしてくれる。ここ数年はほぼ間違いはなく、そのまま確定申告の書類もその場で作り、青色申告会から提出してもらっているよ。

5.ケチ子的視点

・アパート1棟ぐらいの小規模大家なら、わざわざ税理士さんにお願いしなくても確定申告はできる。そのためには帳簿を自分でつけなくてはならないけれど、会計ソフトを使えば難しくはない。それに、お金を動きを自分で把握することはとても大事だと思う。

・領収書やクレジットカードの利用履歴は紙ベースできちんと残しておくことが大事。ただ、毎日領収書処理や帳簿記入をするほどのお金の動きはないので、領収書は袋に貯めておき、貯まったらまとめて記帳するようにしているけど、それで大丈夫。

・個人事業主で青色申告をするなら青色申告会入会がお勧め。年会費だけですごく親切に教えてくれる。ケチ子は記帳で迷ったら電話で教えてもらってる。電話対応してくれる人が、いつも優しく教えてくれるし、即答なのもすごい。

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