公務員は理不尽なクレームにも我慢する もう限界じゃない?

こんにちは、意外と内気な性格だったケチ子です。

ケチ子は、思ったことははっきり口にするタイプで人前で目立ちたいタイプ(生徒会の役員とかよくやってた)・・・と大人になるまでは思ってた。ところが、大学を卒業して働き始めると、意外と「人見知り」だって気付いた。ずっと座ってだれとも話さず同じ仕事をすることも苦にならない。子供の頃から憧れていた仕事について、十分やり切った感はあるけれど、もっと他の仕事でも良かったかな~なんて、今頃考えている。別に後悔はないけれどね。職場の人に恵まれ、まあ楽しく仕事ができたと思ってるよ。

役所や学校には、もう嫌がらせとしか思えないクレームが多々届いている。役所も学校もクレーマー達に対し、強く出たりせず、話を聞いて謝る(謝る必要のないことでも)。謝れば解決ではなく、さらにクレームをエスカレートさせることもあるから厄介。

でも役所も学校もそろそろ限界がきてる。そんな中、SNSで発信してる「区役所の人@公務員」さん の記事が興味深かった。今までならマスコミは、公務員に対しきついスタンスで、この記事のようなことがあったら、「公務員の癖に」とか「自覚が足りない」「公務員は公僕だから」とかたたいていたよね。それが、反対のスタンスで記事が書いてあった。まあ、最後の所は、ちょっと納得いかなかったけどね。

ヤフーニュース  「公務員がコンビニでソフトクリーム」――区役所に届いた理不尽なクレーム 職員の訴えに反響

「職員がコンビニの前でソフトクリームを食べています」 って、ダメなの?仕事中にさぼってるとでも思ったのかもしれないけど。そこで「昼休みだよ」ってSNSで発信。56,000を超える「いいね」がついたそうだ。若い人はこんなクレームはしないよ。多分年寄り。

最近、ワガママな年寄りが増えて、学校のチャイムがうるさいだの、運動会の放送がうるさいだのクレームが役所や学校に届くそうだ。でもさ、大抵の年寄りは、若い頃そこに家を買って (学校が近いのも納得して) 、自分の子供をそこの学校に通わせたんでしょ。当時は子供と一緒に運動会も楽しんだはず。そんなことも忘れて、「うるさい」は身勝手すぎないか?

確かにケチ子も65才になると、子供の「キャーキャー声」は気になる。子育てしてた時とは違う。でもそこは年寄りが我慢するところじゃないかと思う。「子供は国に宝」だよ。日本が衰退して、貧乏な国になれば、年金や社会保障の制度が崩れていく。こんなワガママな年寄りばかりの地域で、子育てしたいと思う若い夫婦がいると思う?子供は地域で育てるんだよ。

 全日本自治団体労働組合(自治労)が2020年10~12月に全国の自治体職員ら約1万4000人に実施した調査では、過去3年間にカスハラを受けた経験があるとの回答は「日常的に受けている」「時々受けている」を合わせ46%に上ったそうだ。対策として、 奈良市では2007年に条例を制定。悪質なケースは、対象者の氏名を市のWebサイト上に公開している。 大阪市では今年3月、長年にわたり暴言や苦情を繰り返した男性に対し、市が面談の強要禁止や損害賠償を求めて提訴している。

この記事の最後に「 基礎自治体職員は、(彼ら/彼女らの)言葉をそのまま捉えるのではなく、背景や心情を考慮して受容・共感・傾聴し、住民の声として現場の最前線で、住民のアドボケイド(代弁者)であることを念頭に仕事をするとよいと思っています。 」と筆者の意見が載ってたけど、公務員は心理カウンセラーじゃない。役所の仕事をきちんとこなさなきゃいけないんだよ。やらなきゃいけない仕事は山ほどある。不満のはけ口になってるヒマはない。そこをきちんとしないと、たまたまクレーマーに当たった人は気の毒だよ。役所に心理カウンセラーを雇って、クレーム対応させたらどれくらいの費用がかかるのか、クレーム対応で残業が増えたらどれくらい費用がかかるのか、それは税金から支払われるんだから、もっと一般の人もクレーマーに対し厳しく見ていくことが必要なんじゃない。

「区役所の人@公務員」さんの発信のお蔭で、いかにくだらないクレームが多いか、世の中の人が知ることができて良かったと思ったケチ子でした。クレーマーは文句つけてるヒマがあったら、自分の生活を見直したほうがいいよね。だって、クレームつけて、スッキリするより、イライラしないか?

コメント