レオパレス21 オーナー会に行ってきた 前途は厳しいゾ!

こんにちは、どこでもドアきっぷで西日本縦断旅を終えたケチ子です。

3日間の乗り放題切符に2泊の宿泊がついた近畿日本ツーリストのツアーに、自分で前泊をつけて3泊4日2818.6㎞の移動。自宅から羽田までを加えると約3,000㎞の旅だった(フウ~)。毎朝5時起きで、京都、金沢、宮島、鹿児島を観光してきたよ。

旅行から帰って来た次の日、レオパレス21のオーナー会があった。

オーナー会ではいつもとは違って、オンラインで東京の会場とケチ子が参加した会場がつながり、宮尾社長から48期第2四半期決算報告、施工不備問題の進捗状況、一括借上賃料の適正化などの説明があった。質問も東京の会場の人の質問を聞いてから、その後の時間でケチ子の参加した会場で行われた。だから結構時間がかかったよ。

ケチ子が1番聞きたかった例の約572億円の借入の話。572億円すべてに金利14.5%がかかるのではなく、約300憶円に金利がかかるとのこと。それでも利子だけで毎年43億5000万円。元金は5年だから60億円。約103.5億円を返済しなくちゃならない。これを返すためには入居率を1%上げなくちゃならないとのこと。現在でも目標の入居率が達成できてない現状を見ると厳しい数字だなと思う。

もちろんレオパレス21だって返すあてのないお金を借り入れているわけじゃない。早期退職を募り固定費を削減し、現在軽微な不備の物件をどんどん募集をかけ入居率UPに力を注いでいる。質問の中に「日本の銀行から資金を調達できなかったのか」というのがあったけど、できなかったからこの結果になったんだよ。

レオパレス21の事業モデルは他ではまねできない。以前孫さんのところが「OYO」という会社を作って同じような事業を始めたけど1年くらいで大阪、名古屋から撤退、現在は首都圏を中心に貸出をしている。だから地方を網羅しているレオパレス21はすごいんだよ。同じような事業をしてうまくいかなかったのなら、うまくいってる会社を買ってしまえばいいって思ってるんじゃないかとケチ子は勘ぐってるよ。もちろん外部の人なら、どこの会社だろうがお家賃をきちんと払ってくれって、きちんと建物管理してくれるならいいんじゃないと思うかもしれない。しかしレオパレス21じゃないとダメなんだよ!

ケチ子たちオーナーはレオパレス21という会社を信頼してアパートを建てた。そのために億の単位の借金もしてる。もちろんお金が有り余っている人もいるけど、大抵はケチ子みたいに親から引き継いだ土地を残すために一大決心をしてアパートを建てた。決心するまでにいろいろ考え、周りからは「そんな大きな借金までして・・・」と心配もされた。そんな揺れ動く心を支えてくれてたのが当時の建築部門の担当さんだった。建築が終わるまで2人3脚で乗り切ってきた。建築が終わればきちんと管理報告が届けられ、オーナー会では会社の状況の説明があり、レオパレス21と一緒の歩んでいるって実感が持てた。だからこそこの会社の危機でもサブリース契約を他の会社に乗り換える人はほとんどいなかったと思う(LPオーナー会ではパンフレットを送ってきて、しきりと管理会社を紹介します的なこと言ってたけどね)

説明を聞いて安心はできなかった。でもここで楽観論を聞いても仕方ないよね。ずっと凍結していた家賃の見直しも2021年4月から始めるとのこと。でもこれは以前話題となった終了プロジェクトではなく、近隣の相場に照らし合わせ適正化を図るというもの。これは当たり前のことだし、レオパレス21が企業として存続していくためには当然の措置だよね。

正直いうと、もうちょっと明るい未来を見せてもらえるかなと思っていたからモヤモヤしたまま帰ってきたよ。だからといってレオパレス21を応援する気持ちには変わりはない。どこまでもレオパレス21と一緒に行くよ!

来月は大人の休日俱楽部パスで東日本一周をしようかなと考えているケチ子でした。(すっかり乗り鉄)

コメント