コロナ禍で一憶総中流が中流貧民となった日本 だけど物価の安さや治安、医療水準を見たら悲観しなくてもいい

こんにちは、不動産は持ってるけど現金は持ってないケチ子です。

いや~3棟目の自己資金投入でスッカラカン。今は購買意欲も失われ、引きこもり生活続行中。人間ちょっとお金を持つと、高い買い物をしてしまうもんだけど、逆にお金が無くなると大人しくなるね。この緊急事態宣言で旅行も外食も封じられているので、お金が使えないストレスは皆無。テレビもほとんど見ないから、世の中の新商品の知識も0。買いたい欲望も0。倹約生活の1番の特効薬はテレビを見ないことかも・・・

コロナが始まって2年。観光業界や飲食業界は大きな打撃を受けている。 橋本健二・早稲田大学人間科学学術院教授 の調査結果だと、その 観光業界や飲食業界 にいる人達を含めた自営業の人、 旧中間階級は年収127万円も減ったそうだ。年収127万円ってことは、月10万円の収入源。今までの生活をまるっきり見直さないと生活できないレベル。 旧中間階級 が中流貧民へと転落・・・コロナが収まれば上昇できるんだろうか?

詳しくはこちら→ダイヤモンドオンライン「“旧中間階級”は年収127万円減、貧困大国ニッポンの全「階級格差」データを初公開!

ケチ子が生まれた昭和の時代は「高度経済成長」の時期。昭和39年の東京オリンピックに合わせ、首都高ができたり、新幹線が開業したり、大きなビルが建ったりと、日本の風景がどんどん変わっていった。そして家庭に洗濯機、テレビ、冷蔵庫の家電3品目が『三種の神器』 と言われ普及していった。テレビ、白黒だからね。

サラリーマンの初任給も年々上がっていき、「一億総中流」という言葉も流行った。 国は1961年からの10年間に実質国民総生産を26兆円にまで倍増させることを目標に掲げたが、その後日本経済は計画以上に成長した。ケチ子は1957年生まれだから、4才から14才の時期。世の中が浮かれてる感じはテレビの画面から伝わってきたよ。その後のバブルもすごかった(ケチ子には何の恩恵もなかったけど)

ところが、リーマンショック以後、日本の初任給、給料は上がらなくなる。その上消費税などの税金が上がり、国民の税金負担率は44.6%になってしまった。働いても、自分で使えるお金は半分ちょっと。これは厳しいよ。挙句に入社しても定年まで安泰と思わないでみたいな風潮だし、給料はそんなに上げられないから、不足分は副業で稼いでねって・・・なんだかなあ。

さらにのコロナ禍で収入が落ち込み、今や日本全体が貧乏になってしまった。ところが、日本では富裕層の人口は増えていて、日本はほんの一部の富裕層と大多数の貧民となり、それが世代間を通して固定化するのではないかと言われている。日本版カーストなんて言われてるよ。

だけど、そんなに悲観しなくてもいいんじゃない。日本ほど住みやすい国はないよ。まず物価、特に食べ物の値段が安い。サイゼりアではマルゲリータピザ 399円 。これは安すぎだけど、1,000円前後で十分美味しいパスタやピザが食べられる。これがハワイだと、1皿1,500円。税金やチップを入れると2,000円位になる。美味しさは日本の1,000円のものと変わらないよ。風邪ひいて病院に行っても数百円~数千円で薬までカバーできる。アメリカ人は数万円~数十万円。おちおち風邪も引けないよ。日本では、毎日の生活はうまくやればそれほどお金がなくても困らない。いざとなったら介護や生活保護などの役所の相談窓口もあるし、公的支援もある。もちろん給料が上がって、若い人がドンドン消費行動をし、経済を回していくのが理想だけど、少子高齢化の日本には東南アジア諸国のような勢いは望めないよ。

お金を使わない生活が板についてきたケチ子でした。夫婦二人の生活費ってあまりかからない。やっぱり子供の教育費は大きかったなあと実感・・・ケチ子は結婚したころ、裕福な暮らしの象徴として「ダブルインカム ノーキッズ」(子なし共稼ぎ)って言葉が流行ったけど、子供はお金に代えられないよ。

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