コロナウィルス どこまで恐れればいい? ワイドショーは煽り過ぎ

こんにちは。インフルエンザで職場を1週間お休みしたことがあるケチ子です。

若い頃はインフルエンザにかかったことがなく、自分は大丈夫なんだと根拠のない自信を持っていたケチ子。それが58才で初めてインフルエンザにかかった。高熱がでたから行きつけのクリニックを受診。でも混んでいる待合室で普通に1時間近く待ち、診察、検査。検査結果を待つ間も普通に待合室で待機。ケチ子は保菌者だから、本来は人にインフルエンザをうつしちゃいけない立場。だから職場にも行くことが禁じられる。この待合室でケチ子はだれにもインフルエンザの菌をうつさなかったか・・・自信はないよ。

インフルエンザだって、十分怖い病気。でも検査もクリニックで鼻の中に綿棒みたいなのをちょいとこすれば終わりだし、結果もすぐ出る。そしてタミフルとかリレンザとか、いいお薬が開発されてすぐ服用すれば重症化が防げる。だから、インフルエンザが流行っても、みんなそんなに恐れたりしない。

ところが、このコロナウィルス、新型だからもだ医療関係者の間でも手探りの状態だし、検査の時間とお金がかかる。特に日本では検査をしないようにしているのかと疑いたくなる対応。病状がでていて、お医者さんが検査した方がいいと判断しても、保健所から「軽症の方は対象外です」と断られるという。重症になってからじゃ、助かる命も助からないよね・・・というニュースを見た。これってすごく不安にならない?

ともかく、日本のマスコミは1つ、話題を見つけるとこれでもかっていうくらい連日報道レオパレス21の時も、ともかく詐欺集団的な企業イメージを世の中にまき散らしていた。今回も、毎日「大変なことになりました。防ぐにはマスク」マスクが世の中から消えると、「マスクはうつさないためには有用さけど、予防には手洗い」と。でも、国がなんで検査をしない方向なのかについては、糾弾する放送局は皆無だよ。

実は、検査キットの開発は進んでいるとのこと。昨晩NHKが取り上げていたのは、ビズジーンという会社。もう開発はできていて、あとは実際にコロナウィルスを使って使えるか確認するだけのところまできている。しかし、肝心のコロナウィルスが手に入らない。検査を引き受けている国立感染症研究所にコロナウィルスの提供をお願いしてるけど、まだ手に入らないとのこと。断わられたかは明言を避けていた。NHKも取材してほしいよね。だって、電話で聞いて「お答えできません」という返事ならそのまま報道すればいいじゃん。

こんな不安の中だから、昨日はトイレットペーパーやティッシュの買い占めが起こった。日本人はほんとに真面目。この真面目さは時として裏目にでる。買い占め騒ぎの発端はTwitterのデマ情報だったらしいよ。これも昨晩のニュース情報。でも、このニュースを見て、「トイレットペーパー探さなきゃ」という気持ちは落ち着いたよね。こんなふうにみんなを安心させる情報をもっと流してほしいよ。ケチ子は最悪、ウォシュレットで洗って、古いタオルを小さく切って拭くことも考えたよ。だって、何年もそんな状態が続くわけじゃないもの。一時的なことなら工夫して乗り切る。

「正しく恐れる」ってどっかのワイドナショーで言ってたけど、正しく判断するためには、正しい情報が欲しい。新型だから分からないことも多いのは確か。でも全世界でこれだけの人が感染してるのだから、そのデータを共有したり、数値化することで答えは見つかるはず。

ともかく早く検査が簡単にでき、タミフルやリレンザのような有効なお薬が開発されることを願ってるケチ子でした。

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