クレーマーに負けた長野市 言ったもん勝ちって変じゃない?

こんにちは、大掃除を始めたケチ子です。

取り敢えず使ってないない子供部屋2部屋を片付け、1部屋は物置、1部屋は来客用のベットルームにした。子供の物って本人に捨てていいか聞かないと処分できないから、荷物を1か所にまとめただけなんだけどね。親が捨てられないなら子も同じ。「捨てていい?」「ちょっと置いといて」の繰り返し。まあ、カエルの子はカエルだから仕方ない。という訳で2022年も物が減らずに暮れていく・・・

長野市の公園廃止が話題になっている。一人の市議会議員さんがツイッターで「環境バツグンの児童公園をつぶすのに必要なのは、たった一軒からのクレームだった!?それでいいのか、荻原健司市長!!市民の声を聴いてください」 つぶやいたことで広く知られることとなった。

ヤフーニュース  【公園廃止】「子供の声がうるさい」と意見したのは国立大学名誉教授 市役所は忖度か

この一人のクレーマーの話を聞いて、ケチ子は勤めていた頃に毎日職場にくる(敢えて言わせてもらう)ジジイのことを思い出した。このジジイ、どこかの省庁にお勤めだったそうで、自分の方が立派だと勘違いしている。だから対応する職場の上司を見下した態度だった。自分は退職してヒマだろうけど、働いているこっちはだれもヒマじゃない。

ジジイはあるクレームを言って来たんだけど(内容を書くとどこの市かバレるので詳しいことはご容赦)、最初は「こんなことおかしいだろう」的な発言だったけど、それがだんだんエスカレートして、いつの間にか「我々が納めている税金を一部の人間が得するように使うのは許せん!!!」となり、その意見にちょっとでも上司が異を唱えると激高して怒鳴り散らした。上司もだんだん扱いに慣れて、取り敢えず話を聞くようにしてた。(怒らすと面倒だし、対応する時間が長くなる)ジジイはここで話しても埒があかないと判断し、市役所に同じ話をしに行くようになった。

ヒマなジジイは毎日、市役所に押しかけていたらしい。そして、市の方が折れて、ジジイの意見を取り入れた。お蔭でその市以外はどこもやってないルールが決まり、実施となった。

長野市のクレーマージジイも、子供に怒鳴り散らしたり、児童館に乗り込んできて指導員さんを怒鳴り散らしたりしたらしい。これはケチ子の想像だけど、地元区長会からの廃止要望 も、そのジジイが区長の家に毎日押しかけ、何時間も粘って区長も嫌になっちゃったんだと思う。みんな嫌になっちゃうんだよ。ほんと迷惑。

日本は少子化が問題となっている。だけど本気で少子化を止める気が国にはないように思う。子供を一人育てるのに多額の費用がかかる。だから子供はムリとか、産んでも一人だよねって声が聞こえてくる。がんばって子供を持っても、やれ声がうるさいだの、ベビーカーが邪魔だの言われたらガッカリするよね。岸田首相は「留学生は国の宝」とかふざけたこと言ってたけど、「子供は国の宝」が正しい。今は子供だけど、成長して日本という国を支え、発展させていくんだからね。そのためには人数が必要なんだよ。日本が先進国と呼ばれ、アメリカやEUと肩を並べられるのも国の経済力があるから。その経済力を延ばすのも子供たちの肩のかかってる。だから今生きてる大人(高齢者も含め)が、他所の子も含め、地域で、国で協力して育てるようにしなくちゃならないと思う。だから、一人のジジイの苦情に負けて、たくさんの子供や保護者が悲しい思いをするような決定はすべきじゃないと思う。確かに対応する市の職員さんも大変だと思うけど、業務を邪魔するクレーマーに対し毅然とした態度を示すことも大事なんじゃないかな。

子供を保育所に預けて働いていた頃を思い出したケチ子でした。あの頃は毎日が忙しかったけど、賑やかで楽しかったなあ・・・長野市のクレームジジイは自分の子供はいないんだろうか?

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