ゆうちょ銀行手数料値上げ来年1月から 現金支払いに110円加算 キャッシュレスにしたい国の陰謀か? 

こんにちは、支払いはクレジットカード派のケチ子です。

最近は少額の支払いでも電子マネーが使え、現金の出番がほとんどない。昔、ケチ子のだんなさん、仕事から帰ってくると小銭を全部だして缶に入れてた。なんでそんなに小銭が毎日でるのか聞いてみたら「支払いに小銭をチマチマだすのは面倒で札で払ってる」とのこと。ケチ子なんて当時は1円玉まで総動員して払っていたよ。その後小銭入れを別に持つという解決方法を見い出し、最近はなぜか現金払いばかり。理由を聞くと「暗証番号がどっちだか分からん」とのこと。はあ~、○○の始まり?とちょっと心配してる・・・

ゆうちょ銀行の手数料が2021年1月17日から大幅な値上げをする。今回の値上げの特徴は「 現金で利用する場合の料金加算の新設 」。 窓口や ATM における各種払込みサービスの利用で、現金で支払う場合に、1 件ごと に通常料金 に110 円が加算される。もう現金は使うなっていう強烈なメッセージとケチ子は受け取ったよ。そして、この現金を使うなっていう仕組みは、今後、他に銀行にも波及していくんじゃないかと睨んでいる。

次がこれ。ATM硬貨預払料金が新設された。支払いにジャラジャラ硬貨を入れさせないためだね。硬貨取り扱い手数料って、他の銀行ではすでに始まってる。ゆうちょ銀行だけが手数料なしで預けられたのが、下の表のように枚数ごとに細かく料金が設定されている。他の銀行だと500枚までなら無料ってとこが多いよ。

詳しくはこちら→ゆうちょ銀行 一部商品・サービスの料金新設・改定について

もう小銭貯金をして銀行に預ける時代ではなくなった。そういえばどこかの神社かお寺で「1円玉のお賽銭はご遠慮ください」って張り紙して話題になったことあったよね。1円玉1,000枚預けたら、手数料1,100円取られる。不用品回収で手数料取られるレベル。これじゃあ確かに1円玉遠慮したいよね。

先日名古屋でランチしたハンバーガー屋さん、支払いに現金不可だった。テーブル席12席とカウンターの小さなお店だったけど、今までなら「クレジットカードは使えません」っていう規模のお店だった。これも銀行の硬貨取り扱い手数料に関係あるよね。お店ってお釣りの硬貨を銀行で両替して準備してた。その両替も今はどこも高い手数料を取る。儲けが小さい小売店にはこういう手数料だって痛手だよね。これからは現金不可のお店が増えるんだろか・・・

世界はキャッシュレス化が進んでいる。日本のキャッシュレス化は世界から見れば遅れているそうだ。その最大の理由は、日本のお札の技術が凄すぎて、偽札が作れないから。お札への国民の信頼性が高いからだそうだ。だけど、お札や硬貨を作るコストや流通のコストを考えると、国はキャッスレス化を進めたいんだろうね。1円玉が1円で作れるはずないもの。その先鋒となるのがゆうちょ銀行なのかな。だっていくら民営化したっていったって、元は国営だもの。

ゆうちょ銀行に口座を持っていないけど、これからも絶対作らないなって思ったケチ子でした。なんだかゆうちょ銀行の良さが今回の値上げで全部なくなったね。

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