おと休パスで行く春満喫旅 2日目 山形霞城公園の桜と山寺

こんにちは、山登りは嫌いなケチ子です。

ケチ子は10代の頃から貧血で、当然低血圧。学校のマラソン大会は完走したことがない。そんな体だから山登りも途中でへこたれ、休み休みでしか登れなくて・・・それが年を取って低血圧ではなく高血圧になってくると、あら不思議。山登りも普通にできるようになった。とは言っても、山登りが趣味という人の気持ちは全く理解できない。シニアの間では登山ブームらしいけど、ケチ子はわざわざ登山には行かなよ。

おと休パス2日目は山形へ。1月に蔵王スキー場に行った時、前泊したのが山形駅前のホテル。その時は観光はしなかったから初めてともいえる。地震の影響で山形新幹線も臨時ダイヤでの運行。早起きして6:54発のつばさに乗車し、山形へ。

山形駅から徒歩10分程度で山形城跡地の霞城公園がある。 山形城は三の丸まである平城だったけど、戦前 山形歩兵第三十二連隊が設置された際、本丸は埋め立てられて整地され、二の丸の東大手門と北門枡形囲いの石垣や土塁は撤去されたそうだ。しかし現在は 「山形城復元計画」に沿って、最初東大手門が 、次に 本丸の正門に当たる一文字門に架かる大手橋が復元され ている。公園の周りは土塁になっていて立派な桜の木が植えられていた。

この後市内を散策して、山寺へ。ケチ子が融資を受けている銀行の担当さんは若い女性。初めて我が家に来た時に話が盛り上がり、最近若い女の子の間では「山寺ブーム」ということを教えてくれた。山寺は春には春の良さ、夏には夏の良さがあり季節を問わないそうだ。せっかく山形に行くなら山寺もセットだよね。山形駅からなら仙台行の電車で20分で行ける。

ケチ子、昨日のひたち海浜公園でのランニングがたたり、左ひざが痛い。歩くのは痛みを感じないけれど、階段を降りる時、左足に体重がかかると痛みが走る。あの超有名な山肌から突き出した「五大堂」まで1000段と書いてある。「登れるのか?」とだんなさん。ここまで来て登らないという選択肢はケチ子にはないよ。意地でも登る。(上りは痛くないんだよ)

山寺の参道は、階段状になっていて、さらに手すりもついている。そしてときどき「登山口から○○段」という案内板がある。この表示があるおかげでへこたれそうになる気持ちを立て直すことができる。それに階段の両側に広がる景色は、ここでしか見れないもの。来てよかった!って思う。これで膝が痛くなかったらもっと楽しめたな。

いよいよ「五大堂」。じつはケチ子はちょっとだけズルをした。五大堂まで1000段だけど、途中の本堂はパス。本堂は五大堂への途中ででなく、横にそれた別ルート。だからそこに行かなくても五大堂に到達できるんだよ。だんなさんはもちろん登ってきたけど、ケチ子は売店で飲み物を買って休憩。

五大堂からの景色は凄く良かった。苦労して登って来たから達成感もあったしね。行って良かった。秋の紅葉、冬の雪景色もきっといいと思う。

帰りは膝の痛みを感じつつ、ゆっくり降りて来た。この膝の痛み、帰りの新幹線の中でうそのように引いていき、帰ってきたら自宅の2階から降りる時には全く痛みが感じることがなかった。いったいあれは何だったんだろう・・・まさか御利益?(お賽銭あげてないけど)

日本ってどこに行ってもきちんと整備されていて、ごみひとつ落ちてない。日本人の真面目さとか礼儀正しさってスゴイって今更ながら感じるケチ子でした。明日は立山黒部アルペンルートに行くための前泊、富山にGO!

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