「Visit Japan Webサービス」の運用開始 12月20日から 入国審査の時間は縮まるのか? 

こんにちは、クリスマスをどうするか悩んでいるケチ子です。

子供が小さい頃はツリーを飾り、24日には職場を定時退勤して、予約していたケーキを受け取って・・・と毎年人並みなクリスマスを過ごしていた。夫婦二人暮らしになるとなんでも「まっ、いいか」となってしまい、生活にメリハリがなくなる。それではいけないと思い、今年はクリスマスディナーを準備しようかと思ってる。そんなこといっていながらまだツリーはだしていない(やる気あるのか?)

オミクロン株対応で、今空港では入国審査に長い時間がかかっているとニュースになっていた。空港に到着して、強制隔離が必要な国からの入国者が隔離ホテルに落ち着けるまで9時間もかかったとの例も(隔離ホテルが福岡だったため、成田から飛行機で移動したためらしい)。政府は1日の入国者を3500人に絞ってはいるけれど、すでに航空券の予約を持ってる日本人については入国を認めるため、実際にはもっと多い人数が入っている。そしてその人たちが紙の書類(陰性証明書や健康観察、税関書類など)で審査を受けるため、時間も人手もかかっているという問題が指摘されてきた。

そこでデジタル庁が「Visit Japan Webサービス」を12月20日(月)から開始すると発表した。

Visit Japan Webでできること

  1. 電子化された検査証明書のアップロード
  2. 入国時に必要な基本情報の入力
  3. 入国審査で必要な情報の入力
  4. 税関申告で必要な情報の入力
  5. 登録された検査証明書の表示
  6. 入国審査に必要な情報を提供するための二次元コードの表示
  7. 税関申告に必要な情報を提供するための二次元コードの表示

1電子化された検査証明書のアップロード

今まで検査機関からメールで陰性証明書がPDFファイルで送られてきた場合、自分で印刷して紙でもってこなくちゃならなかったのが、そのままデータを取り込めばよくなる。紙で貰った陰性証明書を写真で撮って取り込む機能はないらしい。注意書きにも「PDFで発行された検査証明書のみアップロード」と書いてある。

2入国時に必要な基本情報の入力

姓名、生年月日、パスポート番号、入国日、搭乗機名、住所(または滞在ホテル)、国内での電話番号など

3入国審査で必要な情報の入力

検疫質問票の登録 ー 厚生労働省が提供する Web 質問票サイト(外部サイト) へとぶのでそちらの形式にそって入力

4税関申告で必要な情報の入力

パスポート番号と姓名と職業を入力。最初に入れたパスポート番号を姓名は反映されないので、また入力することになる。 入国日、搭乗機名、出発地、同伴家族 も入力。そして連絡先の入力。これも住所などの情報が反映されないのでまた入力することになる。そして質問事項に「はい」「いいえ」でチェックを入れる。

5登録された検査証明書の表示

6入国審査に必要な情報を提供するための二次元コードの表示

ここのQRコードは「 外国人入国記録の QR コードを表示する画面 」となっていて、日本人や再入国外国人は必要ないって書いてある。

7税関申告に必要な情報を提供するための二次元コードの表示

ここで QRコード を作ると、税関の電子ゲートが使えるとのこと。

詳しくはこちら→ Visit Japan Web 操作説明書

取説全部読んだけど、老眼+スマホ入力苦手のケチ子には「紙でいいじゃん」という気持ちになった。姓名やパスポート番号、便名なんか何回も入力させないで、一回入れたらデータを反映させてほしいよ。税関申告書なんか紙の方が速いって思ったもの。それに税関を通るのって時間も手間もかからない。むしろ電子ゲートの方が面倒な気がした。

日本はIT後進国と言われ、それを挽回するための肝いりのデジタル庁だけど・・・これって利用者がホントに便利になるの?世に中の動きが速くなっているのに「結局紙の方がいいんじゃん」と思わせるシステムってどうなの?

みんなが使い始めて、いろいろな意見が出て改良されることを願ってるケチ子でした。日本のお役所って頭硬いよね・・・

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