「トイレ詰まった」 若者ほど陥る高額請求の“わな“ 知らないと付け込まれる恐ろしさ

こんにちは、確定申告に向けて帳簿整理中のケチ子です。

もう何年の弥生会計を使っているのに、まだ分からないことがある。今回も減価償却が決算書に反映されないで悩んでいる。まあ、青色申告会の個別相談で見てもらえるから申告は問題ないと思う。年を取ると計算力も落ちると実感してる。簡単な暗算もつい電卓を叩いてしまう。漢字は書けなくなるし、ものの名前はでてこないし、記憶力も低下。こんなんでこれからちゃんと不動産経営できるのがと心配になる。なんせ億単位の借金が残ってるんだからボケてるヒマはないんだけどね。

ちょっと気になる新聞記事を見つけた。

ヤフーニュース「 「トイレ詰まった」検索しないで!若者ほど陥る高額請求の“わな“

1人暮らしの女性がトイレを詰まらせ、業者を呼んだが解決せず、次々と修理という名の作業を行い、高額な請求をされたという記事だった。 東京都消費生活総合センター の2020年のトイレ修理に関する相談件数は 954件 あったそうだ。

最近は困りごとがあるとすぐネットで検索する。するとページの上位は広告。「すぐ駆けつけます」「○○1件3,000円から」などの言葉が並ぶ。値段の安さに安心して電話をかけてしまい、来た業者が悪徳でかなり高額な請求をされる被害が続出。一時期は老人が狙われていたけれど、みんな気を付けるようになった。そこで次に狙われているのが若者だそうだ。

実はケチ子はトイレじゃないけれど、似たようなことがあった。戸建ての入居者さんからお風呂の水道の蛇口が壊れて使えないとの連絡があった。ケチ子もすぐネットで調べ、近くの業者を見つけて連絡した。次の日には来てくれて、交換部品を持っているからすぐ直せると。そして1時間もかからないで修理を終え請求書を置いて帰って行った。集金は別の日に別の人が来るとのこと。

請求書を見ると55,000円の請求。交換した部品は45,000円と書いてある。ご丁寧にも品番も書いてあった。そこでケチ子はその品番で検索してみたよ。楽天だと25,000円位だった。多分そんなこと検索する人いないよね。もう最初から相手を信用していない。まあ、でもすぐ来てくれて、すぐ修理(本当は交換じゃなく、修理で直ったかもしれないけど)してくれて、入居者さんに不自由な思いをさせる時間が短かったのはよかった・・・と納得するようなケチ子じゃない。電話したよ。「請求、55,000円ってなってたんですけど、これって45,000円もしないですよね?」「いや、定価です」「楽天だと25,000円だよ。もっと安いところもある」「・・・」結局5,000円値引きの50,000円を支払った。楽天で25,000円なら仕入れはもっと安いはず。結構儲けたよね。結局ケチ子が電話したのは元締めみたいなところ。そこから個人でやってる職人さんを手配してるみたい。だから職人さんの儲けと元締めの儲けが入っているから高くなるんだよ。

もう一つの体験は敷金の返金。こどもが広いところに引っ越すことになった。ケチ子も部屋の掃除の手伝いに行き、ほぼ完ぺきにピカピカにした。そして部屋を返す立ち合いの日、不動産会社の担当は姿を見せず、ハウスクリーニングの業者さん来たそうだ。そして部屋を見て「きれいになっているので、ほぼハウスクリーニングは必要ないです」と言ったそうだ。契約では「費用のかかる修理がなければ20,000円~35,000円のハウスクリーニング代をいただき、残りは返金します」とあったので、てっきり請求は20,000円だと思っていたら30,000円とのこと。納得できないので30,000円の内訳を書いた請求書が欲しいと連絡。しかしその後2か月音沙汰なし。また連絡すると請求書が送られてきた。そして「ハウスクリーニング 水回りラップ処理 一式 30,000円」と書いてあった。請求書に書かれてた業者さんに「 水回りラップ処理 って何ですか」と問い合わせをしたそうだ。ケチ子もこどもから相談されたけど、絶対30,000円取りたいと思って「 水回りラップ処理 」と付け足したよね。ここまでして30,000円取りたいなら、もう払ってあげなさいよってアドバイスした。結局向こうから「5,000円値引きするから払って」ということになり、交渉は終わった。

今回はこどもがケチ子に相談してきたから、こどももアドバイスに従って業者の言いなりにならなかった。この不動産会社の担当は若いからとなめて、自分の手を抜いて業者に立ち合いをさせトラブルとなった。この 不動産会社の担当 は、多分今までも単身者向けのマンションやアパートの担当をして、たいてい掃除もしないででていった入居者は、言われるがままにハウスクリーニング代を支払っていたと思う。だから今回も同じように考えて行動したと思う。まさかハウスクリーニングの内訳をなんて言われるなんて思っていなかったんじゃないかな。仕事の手を抜くと、しっぺ返しがあるっていい勉強になったんじゃない。

トイレや水道の修理とかハウスクリーニングとか、普通あまり経験しない。どうしても業者の言い値になってしまう。だけど、そこで納得できないことがあれば言うべきだし、少しでも専門家に近い人の話を聞くべきと思う。実は敷金についてはケチ子のアパートの管理会社の担当さんに相談した。返事は「ダメ元で20,000円でって言ってみたらどうですか」というアドバイスだった。ハウスクリーニングってかなり値段のバラツキがあるそうだ。多分30,000円の中には不動産会社の取り分も入っているよね。だから自分の取り分を今回少なくして値引きしたんじゃないかと思ってる。(業者さんをいじめてるかもしれないけど)

今回、こどもが相談してくれたことが嬉しかったケチ子でした。ついつい「ママが電話してあげようか」と言ってしまい、「いや大丈夫」と断られました。当たり前だよね、小学生じゃないんだから・・・

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