減り続ける年金の対応策は結婚? 年金受給額厚生146,000円と国民56,000円 2馬力は老後も有効

こんにちは、24歳結婚適齢期と言われた昭和の女、ケチ子です。

ケチ子の学生時代は、女子が大学に行くのもだんだん普通になってきた時代。それでもケチ子より高校の成績が良かった友達は親の「女に学問はいらない。婚期が遅れる」という考えで進学を断念、銀行に就職した。(銀行はその頃花形の職場)25歳女子は「売れ残りのクリスマスケーキ」(24日〔才〕は飛ぶように売れるけど、25日 〔才〕 になるとだれも見向きもしないという意味)と呼ばれた。今だったら「男女差別!」ってフェミ系の人に怒られる発言だよ。正直ケチ子も25過ぎた頃焦ってた。絶対30前にはお見合いして結婚するって心に決めていたからね。

厚生労働省が発表した「 令和元年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況 」によると年金平均支給額は厚生年金146,000円、国民年金56,000円だそうだ。

令和元年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況
令和元年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況

ケチ子の所は、だんなさん厚生年金、ケチ子厚生年金だから、単純に2倍の約30万円ということになる。二人で食べていくには十分な金額だよ。これが二人共国民年金なら約11万円。家があるならなんとかなるかもだけれど、ちょっと食べていくだけでも厳しいよね。サラリーマンと専業主婦の組み合わせなら、その中間の約22万円になる。住宅ローンが終わっていれば、食べていくのは大丈夫だけど、余裕の暮らしとはいかないよね。

今、若い人は給料が安いとか、正社員になっても定年まで会社が面倒を見てくれる保証はないとかで、結婚しない人が増えている。しないというより「できない」っていう声も聞こえてくる。だけど、給料が安いからこそ結婚して2人で稼いだ方が生活が楽になるんじゃないの。家賃は都会なら1Kで6万円ぐらいする。2人で別々に住んだら家賃12万円、光熱費も単純に2倍かかるけど、一緒に住めばちょっと広い8万円位の所なら4万円の節約。光熱費は一人分の1.2倍くらいで済むはずなのでこっちも数千円の節約となる。食費だって2人分も1人分もいくらも変わらない。そうやって考えていくと、一緒に住んだ方が生活は楽になるよね。給料が安くて結婚できないって思うのは、奥さんを養う昭和の考えだよ。今どきの女子は「寿退社」なんてこと考えてないと思うよ。とは言っても、未だに産休や育児休暇が取れず、妊娠あるいは出産したら暗黙の了解で仕事を辞めなくちゃならない会社はあるよね。だから女子は特に会社の福利厚生は事前にチェックが大事だね。ケチ子の頃と比べたら大分改善されたし、育休も3年になり、女の人が働く環境はよくなってるよ。

年金で老後が安心して暮らせる時代は終わった。年金額だって今後減っていくことが考えられる。年寄りの年金を現役世代が支える仕組みが、胴上げ型から騎馬戦型、そして肩車型に移行するんだから当然支給額は減るよ。国は老後資金は自分で若いうちから準備をしておいてねって、白旗上げてるようなもんでしょ。だからこそ、iDeCoや積み立てNISAなどの仕組みを作って、非課税っていうちょっと美味しい言葉を付けて宣伝してるわけだ。ケチ子の若いころは何も考えずに定期預金でよかったけど、今はやっぱり投資を勉強しなくちゃならないよ。勉強する方法も今はネットのお蔭でタダで手に入れることもできるからホント便利。ケチ子もYouTubeを見て勉強してるよ。

アパートのお家賃は、老後資金の保険と思っているケチ子でした。でも、本当は生活費じゃなく、積極的に事業展開していきたいという野望を・・・いややっぱりムリか・・・

コメント