定年後の地方移住 人気1位は沖縄県 田舎暮らしはそんなに甘くない

こんにちは、「人生の楽園」という番組が気になるケチ子です。

ケチ子は普段テレビを見ないけど、時々テレビ朝日の土曜日午後6時から、西田敏行さんと菊池桃子さんのナレーションで始まる「人生の楽園」を見る。この番組では、定年後、地方に移住して新しい人生を始めたご夫婦を紹介している。お店を始めた人が多いかな。ケチ子は、せっかく定年になったのに、なぜわざわざ休日のない飲食のお店を始めるのか、ちょっと理解できない。だから気になる。特に飲食店って1週間とかまとまったお休みが取れないから、旅行とかも行けないよね。働くことが「人生の楽園」ってこと?

ケチ子は関東の田舎の生まれで、そのまま地元の大学に進学。そして就職もそのまま地元だったから、東京暮らしに憧れていた。逆に、東京の都会で生まれ育った人は、地方に憧れがあるようで、定年後わざわざ地方に移住しようと考える人も多い。その上、人口減少に悩む地方都市では、移住体験や住宅の提供など移住支援を行っている所もいっぱいある。

今、移住先で人気なのは沖縄県。どの年代にも大人気。理由は「気候」と「リゾート感」らしい。この調査だと世代間の差がなかったし、1位でも約2割だから、みんなそれぞれなんだと思う。ケチ子もいろいろ調べたけど、調査する所によって、1位が長野県だったり静岡県だったり、その他の県だったりいろいろあったよ。最近はリモートワークができるようになって、東京を脱出する若い人も増えてきたそうだ。

オウチーノニュースより

ケチ子達の世代だと、ちょっと前まで老後の海外移住のブームもあったよ。東南アジアは物価が安く、日本で支給される年金だけで、けっこうリッチに暮らせるって紹介されていた。豪華なコンドミニアムの家賃が6万円ぐらい、毎日ゴルフして、屋台でごはんを食べるぐらいなら15万円ぐらいで十分暮らせるって。

しかし、60過ぎてから知らない土地で暮らすのって、そんなに甘くない。確かに地方では家賃は安いけれど、それ以外にかかるお金が結構あるよ。まず、車は必需品。これがなければ生活できない。ガスはプロパンガス。値段が高い。ガソリンだって地方の方が高い。暖房は灯油が多いけど、自分でポリタンク持って買いに行かなくちゃならない。住居は多分戸建て。家の周りにはすぐ雑草が生える。それも全部自分で刈り取らなくちゃならない。畑を借りて野菜を作って生活費を節約って思うかもしれないけれど、苗買って、肥料買って、世話して、って考えると買った方が安い。雪の降る地方なら除雪も自分の仕事・・・本当にその地方でやりたいことがある人は別だけど、ただ「のんびり暮らしたい」ってだけなら、その場所に1か月くらい長期滞在してみるといいよね。何か所は滞在してみて、自分の理想的な暮らしができるって思えたら、次は本気で移住の準備をすればいいんじゃないかな。

週末移住からはじめよう

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ケチ子は、今東京近郊の都市で暮らしているけれど、ここでずっと暮らすつもり。適度に田舎で、適度に都会なところが気に入っている。40坪ほどの庭があり、時々ウッドデッキでバーベキューをやっている。わざわざキャンプ場に行かなくても十分。美味しいものが食べたい時は、足を延ばして、都内のレストランに出かける。病院やスーパーも近くにあり、生活に不便はない。住宅地なので騒音もなし。一時期は 「人生の楽園」 を見て、海辺の町で暮らしたいなあって思ったけど(本当はハワイで暮らしたいんだよ)、やっぱり今の場所が便利って思いなおした。

今の生活に十分満足しているケチ子でした。ハワイや沖縄は旅行で楽しむ。早く新型567が収まってハワイに行けるといいなあ・・・

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