千葉県知事選の面白すぎる政見放送 泡沫候補は何のために300万円 って思ったらYouTubeで十分元とってた

こんにちは、自民党しか選択肢がないことが不満のケチ子です。

ケチ子は民主党政権が誕生するときに投票した一人。だってなんか夢のある話いっぱいしてたよね。でも結局何も決まらず、増税だけが残った感じなんだけど。そして最近は野党の支持率が4~6%って、もうこの人たちに多額の政党交付金を出す価値あるのって感じなんだけど・・・

仕事してないから時間があるのと、YouTubeで好きな時に国会中継が見られるので、ちょとだけ政治にも詳しくなったし、興味もでてきた。そんな折、Twitterで「千葉県知事選の政見放送」が話題となっていた。8人の立候補は過去最高だそうだ。さっそく話題の政見放送をYouTubeで見てみたよ。いくら立候補する条件(日本国民で30歳以上であること・供託金を預けること)を満たしていても、これはどうなのって感じだった。

供託金は300万円。以下のように説明されていたよ。

「供託金」とは、立候補者に法律で決められた金額のお金を法務局に預けさせ、当選を争う意志のない人、売名などを目的とした無責任な立候補を防ごうという制度です。
選挙で規定の得票数に達しなかった場合や、供託金を納めた後に立候補をとりやめた場合は没収されます。
規定の得票数を上回れば、返還されます。

供託金は有効投票総数の1/10以上を獲得しないと没収されるので、前回の千葉県知事選では、森田県知事と2位の松崎候補が合格ラインで、3位と4位の人は没収だった(前回は立候補者が4人)

新聞記事になってたよ。千葉県知事選に過去最多8人の候補者乱立 政見放送はもはや宣伝広告ツール?

ヤフーニュース

この政見放送で、なぜかプロポーズしている人がいた。このプロポーズってされた女の子って喜ぶんだろうか?(小池さんのほうじゃないよ)って思ったけど、よく調べてみたらこの人、YouTube登録者数10万人もいて、この前の都知事選の政見放送は民放版が408万、NHK版251万回も再生されていた。

今や政見放送は「自分の顔を売るツール」としてコスパがいいというのが常識となってきているようだ。300万円って決して安い金額ではないけれど、かなり効率いいことは確か。ここで名前を売って、顔を知られることでYouTubeでも検索されて、視聴者を引き込むことができるってことらしい・・・ 売名などを目的とした無責任な立候補を防ごうという制度はすでに崩れてしまったということだね。

ケチ子は正直、政見放送の原稿って事前チェックがあってもいいと思ったよ。放送禁止用語の連発とか、服を脱ぐとか、政治に全く関係のないパフォーマンスってどうなの?多分面白がる人がいる一方、不愉快に思う人がいると思う。県の選挙管理委員会の人は真面目に仕事してるよ。それを「供託金は広告宣伝費として安い、コスパがいい」と思って次々と売れない芸人やYouTuberがでてきたら大変なことになるんじゃない?

きちんと日本のことを考えて政治をしようとしている人に立候補してもらいたいと思ったケチ子でした。政見放送が娯楽になる時代・・・昭和生まれにには理解できん。


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