八王子アパート階段崩落事件 施工会社の社長の発言が気になる

こんにちは、3棟目アパートの融資の申し込みがやっとできたケチ子です。

1,2棟目はレオパレス21がすべてお膳立てしてくれたので、銀行の融資に苦労することもなくできた。それなのに、今回は最初からつまずき、申し込みができるまで銀行に何度も足を運ぶこととなった。そして、やっと申し込みの日、必要書類をすべてチェックして出かけたのに・・・なんと肝心要の実印を忘れてしまった!なんだかもう、つまずきっぱなし!こんなことで大丈夫か?

4月17日、八王子の築8年のアパートの階段が崩落して、入居女性が死亡というニュースが流れた。中古アパートを探していると、築30年過ぎのアパートもかなりの棟数が売りにでている。だけど、築30年過ぎでもアパートの階段が崩落したなんて聞いたことがない。ましてや築8年なんて新品じゃんって思ったよ。なんで階段が崩落?そして最初に思ったのが「手抜き工事」。いろいろ新聞記事を探してみたら、その可能性がかなり高くなった。

東京新聞  八王子アパート階段、設計と異なる木造で施工 防水加工不十分で腐食、崩落か

この接続部分は設計では鉄を使うことになって いた。それを無視して木で作っていた。今回は接続に使われた釘の腐食から木が腐食し抜け落ちてしまったそうだ。でも、設計と違う施工をされても誰も分からないよね。そして、その設計通りにしない施工をだれが指示したのかってことが問題じゃないの。新聞の記事では施工会社の社長のコメントが載っていたけど

施工した「則武地所」(相模原市)の女性社長は23日、本紙の取材に「他の利用者からは事故の2時間前に『階段がおかしい』と管理会社に連絡があったと聞いたが、私どもにはなんの連絡もなかった。連絡してくれていれば、メンテナンスしたのにと悔やまれる。被害者には申し訳なく、できる限りのことをしたい」と話した。

いやいや、階段が落ちるところまできている建物にどんなメンテナンスがあるって訳。それとも鉄を使わず木を使っていることを初めから知ってたから、そこを補強すればいいって分かっていて言ってるのって思ったよ。自分の所で建てたアパートで大きな事故になって、死者もでているのにこのコメントはどうなの。

ケチ子は大家だから、こういうニュースを聞いてもつい大家の立場で物事を考えてしまう。このアパートを購入するのに現金ってことはないだろから、築8年ではかなりのローンが残っているはず。でも、もうこのアパートは階段を直したとしても入居者からは敬遠され空室だらけになり、ローン返済が難しくなる。売却したくても買い手はつかない。潰して建て直しにはまた多額の費用がかかる。建築会社が責任を認めて補償してくれるかというと、多分それはムリ。(もう倒産するのではというウワサも)

ケチ子達大家は、多額の借金というリスクを背負っている。普段はそんな大きな借金も家賃から月々返済し、手残りもそれなりにあるのでちょっと忘れてる(ボケて忘れているわけではない)。ケチ子は1棟目の時は、1億円の借金にビビッて2棟目は考えられなかった。でも、現在3棟目を購入することになって、複数のアパートを持つことは、借金の額は多くなるけれど、1棟なにかあっても、残りの収益でローンは返せる。ある意味リスク分散なんだと思ったよ。八王子のアパートの大家さんが、大家デビューの1棟目じゃなかったことを祈るばかりだよ。

楽待の大家さんデビュープログラムで選ばれた米谷さんを応援しているケチ子でした。若い時から大家を目指していれば今頃ケチ子はメガ大家だったかも・・・

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