中学受験 今世紀最多の受験生が押し寄せる 原因はコロナ禍 オンライン授業で学力を下げない教育が人気

こんにちは、大学までオール公立のケチ子です。

ケチ子は田舎育ちなので、中学受験なんて知らない小学生だった。当然地元の中学に入学。校内暴力や不良のいない平和な学校だったよ。反対にだんなさんの通った中学は、ケチ子より田舎の学校なのに不良だらけ。学校の壁にはあちこち穴があいていて、廊下をバイクが走る、ケチ子には想像もつかない学校だったらしい。当時の先生は大変だったろうね。

首都圏中学受験者数が21世紀最多だった15年前の水準に2022年は達するかもしれない という記事がでた。これは 6~7月に実施された4つの模試(四谷大塚「合不合判定テスト」、日能研「志望校判定」、首都圏模試センター「小6合判模試」、SAPIX「志望校判定サピックスオープン」)受験者 から推定されるという。

ヤフーニュース「 首都圏「中高一貫校」に今世紀最多の受験生が押し寄せる!? ・・・」

首都圏の中学受験者数は、ここのところ少子化にもかかわらず増加傾向にある。小学6年生の6人に1人が受験する計算だ。

この私立人気には「コロナ禍」が影響しているという。 2020年3月、 新型コロナウイルス感染症対策の一つとして、全国の小中学校と高校、特別支援学校に臨時休校を要請した。急な決定で現場も大変だったと思う。それから1年半。ケチ子の市の小中学校では緊急事態宣言中は午前中授業で、 部活動も禁止となっている。他人事ながら学力は大丈夫なのか心配になる。

2020年の緊急の休校要請に、私立中学のほとんどがオンライン授業に素早く切り替え 、 早い学校では2月末~3月初旬から、そして大半の私立中で5月半ばまでにはオンライン授業やホームルームが始まったそうだ。公立の小中学校は、2021年4月から、1人1台端末環境下での学びが本格的にスタートすることとなった。その差1年。子供にとっては大きな時間のロスだよね。

私立の学校は当然それなりの入学金や授業料がかかる。しかし支払ったお金が無駄にならない教育を提供しているとケチ子は思ってる。ケチ子の住んでいる地域の公立中学は、ケチ子の子供が入学する頃はひどかった。体罰は当たり前、子供を減点方式で成績をつけ、テストでいい点を取っても態度が悪い、忘れ物が多い、提出物が遅れる(病気で休んでも)と減点され、評価を下げた。だから 内申点が悪い子は公立高校入試で実力の高校より2段階下の高校を受験しなければならなかった。テストの成績のいい子達はこぞって実力通りの私立高校を受験していた。先生の中には人間性を疑うような人もいたよ。

その点、私立は変な先生はまずいない。そして学習に専念できる環境を子供に提供している。ケチ子が1番驚いたのは、掃除の時間がないこと。業者さんが掃除してるから、トイレもピカピカだよ。学校の施設も立派だし、子供の学力をつけるためにいろいろな試みを積極的にしてる。あと、親たちが熱心だということ。授業参観には廊下まで親たちが溢れかえっていた。(公立中学はクラスで2~3人しか来てなかった)

少子化で子供は一人か二人。できるだけいい環境を与えたい、 多感な中学時代を有意義に過ごしてもらいたい と思うのが親心。そんなニーズを私立中学はがっちりつかんでいるんだと思う。公立中学は3年後に高校入試がある。しかし多くの私立中学は中高一貫。中には6年分の学習内容を5年で終わらせ、残りの1年は大学受験に向けての徹底指導という所もある。最近は公立の中高一貫校もできて、高い人気だそうだ。こっちは公立の費用で済むから人気は当然だね。

リモート授業で学力はつくけど、一緒に話したり、騒いだり、じゃれあったりできない環境って楽しくないよね。教育費はケチらなかったケチ子でした。

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