不動産投資 若者が狙われている 朝日新聞が注意喚起? 新築1Rマンション投資は儲かりません

こんにちは、緊急事態宣言解除が気になるケチ子です。

ワクチン接種が進んできたせいなのか、国民の自粛の賜物かは分からないけれど感染者が減って来た。まあ国としてはオリンピックが始まるまでには極力感染者数を抑えておきたいところだよね。ケチ子が気になっているのお酒が解禁されるかというところ。今解禁しても大勢で宴会したり、バカ騒ぎする人はいない。だいたいお酒の提供を禁止する根拠だってはっきりしていないでしょ。ちょっと外食するときにビールやワインを1杯飲んで何が悪いの?宴会を禁止にすればいいだけだと思うけどなあ・・・

朝日新聞が下のような記事で不動産投資トラブルの注意喚起してる。

朝日新聞デジタル「 家賃収入が突然ゼロ… 若者に目立つ不動産投資トラブル 」

最近は企業の副業解禁や老後の年金不足問題などで投資に興味を持つ人が増えている。投資といえば株っていうイメージだけど、シノケンやタテルの登場でサラリーマン大家という言葉も普通になり、不動産投資も一般化した。しかしシノケンなどは1棟アパートが中心でそれなりに多額のローンが組める人に限られる。しかし少額でできる1Rマンションは、だれでも簡単に始められる。注意が必要なのは新築の1Rマンション投資。全然儲からない。最近は大分浸透してきてトラブル数は減っているけれど、若い人の割合が半数以上のことが添付されたグラフで分かる。

1Rマンション投資にもいろいろある。実際に儲かっている人もいるけど、それは築古のマンションを買っている人。新築だと都内の1Rマンションは2,000万円ぐらいする。それをローンを組んで購入。家賃は6~7万円入って来るけれど、大体どこの会社も1~2万円のマイナス。そして「毎月2万円積み立てたと思ってください。そうすれば30年後にマンションが残ります。月2万円でマンションが買えるということなんです」的なトークをまくしたて、その気にさせる。

しかし、マイナスは月2万円じゃすまない。まず空室になればその期間は全額自分の給料からローン分を支払わなくちゃならない。固定資産税も毎年支払う。エアコンやガス給湯器が壊れれば大家が負担。20代の若い人が「毎月2万円ならなんとかなるかも・・・」と思って買ってしまったら大変なことになるよ。

築浅のオーナーチェンジも注意が必要。グレードが高いマンションでもないのに周辺家賃より高い設定になっていて、年間家賃の利回りが高い。「入居者がいるので安心してください」と営業してくる。だけどこの入居者がダミーの可能性が高い。数か月のフリーレントでつられて入居した場合、すぐ出て行ってしまうし、その後は当初の家賃では当然入居が決まらず値下げとなる。

ケチ子は1ルームマンション投資の会社のセミナーに申し込んだことがある。でもだんなさんが猛反対してキャンセルした。だんなさんの会社の人でセミナーに行って、個人面談をしたら(大体セミナーの後、個人面談の時間となっている)買うって言うまで帰して貰えなくて、結局購入してしまった人がいたんだって。恐ろしいよね。

先日銀行の人と話をしたとき、土地を持っている人がアパートを建てるなら融資はできるけど、サラリーマンが土地から買ってアパートを建てる場合の融資はほとんどムリって言ってたよ。今回のケチ子の3棟目も自己資金2割以上だしたけど、今や2~3割だすのは当たり前らしい。(融資を受けられただけマシって話もあるよ)そうなると1億の物件なら2,000~3,000万円の自己資金って若いサラリーマンでは難しいよね。若い人で不動産投資を始めるなら、手持ちの現金で買える物件(築古1Rマンションや築古戸建てなど)をまず購入して勉強しながら増やしていけばいいと思う。 借金大王のケチ子が言うのもなんだけど、 借金がなければ、もし売却の時値下がりしても勉強代と思えるし、空室になっても入って来る家賃はないけれど、自分の生活費から手当する費用もない。安心だよね。

不動産業界って闇もあるし、詐欺師一歩手前の人もいるよ。だから手を出すときは信用のある会社を選び、信用できる担当さんと出会うことが大事だと思うなあ・・・2棟目の土地を買う時、騙されそうになったケチ子でした。

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