レオパレス21 経営陣全員退任要求撤回でどう変わるのか レノの動向に注目

こんにちは、1月から新聞の購読をやめたケチ子です。

ニュースは、今や紙で読む時代じゃないよね。ネットニュースの方が、断然早いし、いろいろなニュースが読める。情報も多角的に見ないと何が本当か分からなくなる。ずっと朝日新聞を購読してきたけど、最近の朝日の偏向報道に嫌気がさしたことも理由の一つ。

昨日、臨時株主総会でレノが要求している3つのことについて、ケチ子なりに考えてみたけど、今日になって急に、その要求が撤回された。そのことをザイマールさんの動画で知ってびっくり!

レノは、提案変更の理由について、レオパレスが経営再建に向け、本格的に事業再編の検討を始めたことなどを挙げた。レオパレスが1月27日、企業再生と建築品質管理の専門家2人の社外取締役を追加する提案をしたことを評価し、レノ側の取締役が1人選任されれば「改革案を真剣に議論できる取締役会に変わる」と判断したという。

読売新聞

撤回の理由が、 「レオパレスが経営再建に向け、本格的に事業再編の検討を始めたことなどを挙げた。」って そんなこと急にレオパレス21から発表されたことではないから、表向きの理由だよね。

一部の報道では、「他の大株主の賛同を得られなかった。」ということを上げている。

そうだよね。14%の株を持っていると言っても、他の2つのファンドも合わせて30%の株を持っているのだから、立場は同じ。なのにレノから3人の取締役を入れろという主張には、ケチ子がもう2つのファンドの人間なら、「ちょっと待てよ。なんでお前のところから取締役3人なんだよ。立場一緒なら1人づつとか、3つのファンドで話し合って外部の適任者に任すとか、平等にやってほしいよ。なんで勝手なこと言ってんだよ。」と言うよ。

それに、このままレノに暴走されると、レノだけがうまく株を売り抜け、気が付いたら株価が下がって、2つのファンドが大損する可能性だってあるよ。そこが村上流。WINWINの関係なんて考えていないから。関心があるのは自分が儲かることだけ。

もう一つの理由に「優良オーナーの離脱」をあげている。

レオパレス21の物件は、日本全国に散らばっている。その中でも高収益を上げているのは、やはり都会の物件だよね。都会で駅近なら、建物が古くなっても入居者が途切れることがなく、レオパレス21も、空室の心配なく管理ができる。こういうオーナーさんは、ケチ子みたいに「田舎の土地を親からもらったから、アパートを1件建てた」というたまたまオーナーになったのではなく、代々受け継いだ都会の土地を維持するために何棟もアパートを建てたような人が多い。立地がいいので、別の管理会社でもいくらでも引き受けてくれるよ。それでもレオパレス21に任せているのは、レオパレス21と一緒にアパート経営をやってきた信頼関係で成り立っている。レオパレス21は会社もアパートオーナーもWINWINになるように今までも仕事してきたんだよ。だから、レオパレス21がレノに売り飛ばされて、レオパレス21でなくなったら、一緒にいる意味はないだよ。

ケチ子は、オーナーと会社で持っている株が1%程度という報道を読んで、1対45じゃ、勝ち目はないと思っていたけど、ケチ子達が持っているアパートの価値が、今回の撤回につながったという記事を読んで、ちょっとうれしかったよ。

レノが「モノ言う株主」ならケチ子達は「モノ言うアパートオーナー」として、もっと声を上げていいと思った。

まだまだ油断はできないけれど、臨時株主総会の行方に期待しているケチ子でした。

頑張れ!レオパレス21。頑張れ!レオパレスオーナー。

賃貸

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