こんにちは、膝の血を抜いてきたケチ子です。12月31日、郵便局に向かって歩いていたらなぜか転んで、膝を強打した。擦りむき傷は大したことなかったけど、次の日からパンパンに腫れた。1週間ほどで腫れはひいたけど、膝のところはぷくぷくのまま。結局受診したら血が溜まってるとのこと。それで注射器で15㏄ほど抜いてきた。平らな所で転ぶ年寄りあるある。あ~あ、ケチ子ももうそんな年齢なんだな。リハビリのお兄ちゃんから「踵から着地を意識して歩いてください」とアドバイス。「それも大事だけど筋トレやってください」って、筋トレできたらこんなことになってない・・・と思う。

先日、見知らぬ番号から電話がかかってきた。以前還付詐欺電話がかかって来た時に警察から「知らない電話には出ないでください」って言われたけど、知り合い全部の番号を登録してる訳じゃないから電話にはでるよ。
相手は東京の小さな不動産会社だった。ケチ子のレオパレスアパートを買いたいお客さんからの依頼で電話したとのこと。売る気はないけれど、いったいどれくらいの値段で買うつもりなのか聞いてみた。答えは月家賃の60倍。一瞬いい値段じゃんと思ったけど、ローンを一括で返済して、税金払ったら1年分の家賃しか残らない。売る気はないけれど、せっかくだから話は最後まで聞いて終了。(ちょっと売ってもいいかな的な空気を醸し出して)
電話を切って冷静に考えたら、この金額だと利回り20%。今どき全空ボロ物件でもないかぎりこんな数字ないよ。最近は築30年の木造アパートだって10%を超える利回りはそうないもの。買いたいっていう人(ケチ子のアパートがある市の出身で、地元に帰った時にケチ子のアパートを見て、買いたいって思ったとー本当はどうかは不明、むしろ怪しい)初めての不動産投資で、最近の情勢を知らないのかと思ったら、その不動産会社の人が言うには、すでに何棟かこの会社で買ってるとのこと。それにしてもこの営業も知識なさすぎなんだけど。極めつけは「御社の取り扱いでいい物件ありますか?」という質問には「楽待みてください」だって。
2回目の電話はないかなと思ったら、1週間後にまた電話がかかってきた。だから「利回り計算した?」って聞いたら沈黙。だめだぁ、こりゃ。利回りの話をして「こんな物件あったら私が買いたいわ」と断った。でも「じゃあ、いくらだったら売るんですか?」って聞かれたので提示された金額のほぼ2倍の金額を言ったら、相手に伝えますってことで会話は終了。いやいや、こんな会社から何棟も買ってるような人に大事なアパート売りたくないわという言葉はぐっと飲み込んだ。
レオパレス21が本当に大変だったときには、たたき売りした人もいたようで、たしかに楽待や健美家のサイトでもけっこう安く売ってたよ。でも今はほとんど見かけない。ケチ子のアパートもかなり舐められたなと。そもそも、本当にそんな客いたのか?知識がないと、こういう業者に言いくるめられて、安く物件を手放す人もいるんだろうな。
レオパレスアパート1棟しか持ってないとしても不動産に関する知識は持ってなくちゃダメ。レオパレス21はサブリースという丸抱えだし、確定申告も会社の紹介した税理士さんにお任せだし・・オーナーに対し過保護だと思う。最近は会社の方針も変わってきて、一緒に経営を考えましょうってなってきた感じだけど、アパート経営は事業だからね。ケチ子も4棟持って、やっと経営っていう自覚が出てきたから人の事あれこれ言える立場じゃないけど。
知識がないとまんまと騙されるなって思ったケチ子でした。世の中、ほんと危ない。特に年寄り狙いは気を付けないと。でもさ、2倍でも買うって言われたら、本気でレオパレス21の担当さんに電話するわ。(絶対ないと思うけど)
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