ケチ子 3棟目のアパートを買いに行く 物件紹介の写真に騙されるな

こんにちは、不動産は財産と思ってるケチ子です。

ケチ子のバブル期に購入した建売の土地代は当時坪100万円だった。それが今や地価は1/4。業者の買値なら1/5だよ。だから購入金額と支払った利子(当時利子が高くて、25年で倍返しと言われた)を考えると1/10の資産価値しかない。でも、大失敗とは思ってないんだなあ。ここを買ったことで超貧乏な30代だったけど、いろいろなことを学んだのも確か。この家は今、毎月ケチ子のお小遣いを稼いでくれている。いろんな意味でチャンスをもたらしてくれたと思ってる。

ケチ子は一昨年、土地を買ってアパートを新築した。計画の段階から分かっていたことだけれど、全然儲からない(現金が残らない)アパートは9室、それなりにお家賃はあるのだけれど、そこから土地のローン返済、建物のローン返済、管理会社への支払い、修繕積立と引いていくと、あれれ!これだけ?という金額になる。1棟目のお家賃が半分以上が手残りするのと大違い。

そこで考えた「利回りのいい中古アパートを買おう!」。グーグルで「売りアパート」を検索。世の中こんなにアパートって売っているんだって思うくらいあったよ。だけど、築年数が古すぎたり、値段が高すぎたり、部屋数が少なすぎたりと、なかなか条件が合わない。

そんな中ケチ子の条件にピッタリのアパートが見つかった。住まいから車で1時間、部屋数も値段も丁度いい感じ。現在満室稼働中(えっ、じゃあなんで売るのかな?)早速仲介するお店に電話してみた。アパートの大家さん、現在たくさんある財産を整理中とのこと。(結局これは嘘だった)

次に融資が受けられるか銀行に電話してみた。1つ目地元の銀行ー中古の場合は耐用年数以内ということで、返済額の方が家賃より多くなるのでムリ。ただし、新築なら融資は可能。2つ目の銀行(1棟目のアパートの融資を受けている)ー確定申告書とアパートの資料を元に審査して判断。3つ目の銀行( 2棟目のアパートの融資を受けている )ー1つ目の銀行と同じ。ふ~ん、銀行によって規定が違うけれど、取り敢えず年金生活者のケチ子にお金は貸してくれるらしい。

駅から10分ということで駅から歩きながらアパートに向かった。途中に飲食店やコンビニがあり、単身者には住みやすい環境で期待が膨らむ・・・が、大きな道路から細い道に入ると坂道。どんどん下がっていく(イヤな予感)。そして下がり切った所にそのアパートが建っていた。どこからかザーザーと水の流れる音。(ハイ、無理。ケチ子は水のそばの物件は買わない主義)

いよいよ現地に・・・

正直、アパートを見た瞬間、自分が探していたアパートと思えないほど写真の姿とは違っていたんだよ。築17年ってケチ子の1棟目と同じ位だけれど、傷み具合が全然違う。そして汚い。ある大手会社(マンションも建てるぐらい)のサブリース物件との話だったが、草が生えていたり、蜘蛛の巣があったり、あちこちサビが目だったり・・・レオパレス21のサブリース物件のケチ子の1棟目とは大違いでびっくりしたよ。(レオパレス21の管理の良さが実証されてしまった

これが外廊下の天井の通気口。ここまでザビさせないでペンキ塗るとかの処置をすればよかったのに。通気口の周りの黒い筋みたいなのはクモの巣。これもほうきでこすれば取れるよ。

雨樋。屋根周りが こんな風に黒いカビみたいになってる。印象悪いよね。

仲介するお店に電話して聞いてみた所、屋根や壁の塗り直しなどを提案したが大家に却下されたとのこと。その金額350万円。だったらその分引いてもらわないと合わないよ。その上現在の家賃はサブリース家賃。それがケチ子が買った後は引き継がれないとのこと。ということは、想定家賃はもっと下がるってこと。周辺に新築アパートも多く、家賃を下げないと勝てないよね。

という訳で今回は見送り。中古はやっぱり難しい。

運命の出会いって思ったのは大間違いのケチ子でした。そんなに簡単に運命の出会いは転がってないか・・・

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